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- 2023.12.07 Thursday
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レニー・ゼルウィガーは久しぶりですね^^ そろそろラヴコメは無理があるんじゃない?って感じに思っていましたが、これはラヴコメじゃありませんでした^^;コミカルなテイストもありますが、家族のドラマとして結構真面目な内容でした。 ◆たった一人のあなたのために(My One and Only)2009年 監督:リチャード・ロンクレイン
ヒロインの次男がストーリーテラーとなっていて、しかも彼が作家志望なようだったので、てっきり「スタンド・バイ・ミー」のように作家となって過去を振り返る作品を書いているのかと思いきや、【ネタバレ?念の為反転→】〔実在の俳優ジョージ・ハミルトン〕の少年時代の母親との関係を元した物語だそうです。 働いた経験もないお嬢様育ちで、ヒット曲を持つお金持ちの夫とセレブな生活を送ってきたアン。しかし彼女は、浮気夫を捨て新たな人生を求めて、十代の息子二人を連れて家を出ることに。向かう先は、「私に未練があるはず!」の元カレのところ。 しかし元カレたちがことごとくダメ、新たな出会いもことごとくダメ、それどころか詐欺や泥棒にまで遭うというツキの無さ>< 男運が無いとも言えるでしょうけど、歳のせいという所をこれだけ散々見せられると、ちょっと恐ろしいですね^^;(そういえば私もすっかりモテなくなりましたし 笑ナニイッテンダ) ただ、彼女が凄いのはいつも前向きなところ。能天気とも言えますが、こんな場合にはポジティヴに考え、とにかく行動あるのみ!とガツガツするくらいでいいのかも? しかしそれに振り回される息子たちを思うとそうも言ってられないのかとも思いますが・・・。 アンの自立の物語と同時に存在する、息子とアンの関係も見どころでした。 父の元へ帰りたかったり、母と一緒に旅を続けることを苦に感じている次男が少しずつ精神的な成長を見せ、それによって母との関係に亀裂が入ったり、更に変化して行ったりというドラマがとても丁寧に描かれていて良かったと思います。 アンについても、初めは甘えに見えて、何こいつ?!的見方だったものが、何はともあれ私的には好感度は上がってきてましたしね。実際彼女のキャラ的には、こんな考え方のわりに "気位ばかりが高いヤな女" では全然ないですし。(むしろいつものレネーらしい人懐っこさもある可愛らしい感じも見せていましたし)ダメな親である上にバカな女かと思ったけど、(方向は正しいとは限らないけど)彼女なりに頑張っているのはまぁ見て取れますし。最終的にはこじんまりと好感の持てるところへ落ち着きましたし^^ ただ、2時間無い映画だったのかと、観終わった後にちょっとビックリしました。どうも盛り上がりに欠ける物語に、少々退屈感を感じていたようです^^;思い返してみれば結構良い映画だったように思うのですけどねー。フムー |