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- 2023.12.07 Thursday
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フランソワ・オゾン作品です。オゾンの作品を以前何か観たんですが、なんかよく解らなくて「私には無理なヤツだな」と諦めたんですが、一般大衆向け作品「8人の女たち」は普通に楽しめたんですよねー。てことで、この作品もビッグネームの並び方からして大衆向けでしょ、ってことで観てみましたー。 ◆しあわせの雨傘(Potiche)2010年 監督、脚本:フランソワ・オゾン
カトリーヌ・ドヌーヴ主演で雨傘のタイトルということで、勝手にミュージカルを覚悟しちゃってましたが、全然違いました(笑 当たりまえ^^;) 少しだけ曲に合わせて踊ったり唄ったりするシーンもありましたが、セリフ替わりに歌うようなものではありません。ラジオを聞きながらご機嫌とか、クラブでディスコダンス(!)とか、そんな感じ^^ お休みのコックの代わりに夫の朝食を支度した主人公スザンヌ。好きでやってるのですが「セレブの奥様がキッチンになんか立つなよ!」と叱られ、じゃあ貴方が接待で飲みに行くお店に行きたいと言えば「お前が行くような所じゃない!」と叱られ・・・息子の結婚に関する意見を出そうとすれば「お前の意見はいらん。ポエムでも書いて満足しておけ」 きぃ〜!!バカにしてんのか、このクソハゲオヤジ!!♪ と、見ていて少々ムカっとしてしまうほどの、時代錯誤な亭主関白ぶり。まぁ、70年代が舞台なんですけどね^^ そんな奥様がふとしたきっかけから働くことの楽しさを知り、自立していくという、小気味良い爽快コメディです♪ というか、気持ち悪いほどの女性の自立讃歌かも^^ドヌーヴが(少々おとぎ話チックではありますが)賢く美しくいい感じの夢を見せてくれました。 浮気夫の強烈な告白もあり、ちょっぴりドキドキしちゃいましたが、スザンヌ(ドヌーヴ)的には、あら?黙って飾られてると思ってたの?って感じに収まるところが笑えます^^ まぁ決して褒められたことじゃないんですが、虚勢を張ってる旦那がバカに見えてきて面白いですね♪ いやぁ〜...奥様やるじゃん!^^ ストーリーは、最終的にはえ??って感じの所へ行ってしまってましたが、なかなか面白い映画だったと思いますよー! 亭主関白のワンマン社長役は最近の私のお気に入り、ファブリス・ルキーニ!エロオヤジのはず(笑)が頑固オヤジ的な登場でビックリしましたが、やっぱりエロオヤジには変わりなく。それにしてもムカつくキャラでした^^; しかし何と言っても、カトリーヌ・ドヌーヴのジャージ姿やディスコダンスが忘れられません^^luchini |