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    【善意の向こう側】(2010年)

    なんか地味そうだな〜と思いつつ^^;キャサリン・キーナーなら、なにか面白いキャラを見せてくれるんじゃないか期待をして観てみることにしましたー。


    ◆善意に向こう側(Please Give)2010年 監督:ニコール・ホロフセナー
    NYでヴィンテージ家具店を営むアレックス(オリヴァー・プラット)とケイト(キャサリン・キーナー)夫妻。娘と3人で暮らすアパートの隣室を買い、現在の住人である老女が亡くなり次第、壁を壊して部屋を広げる計画をしていた。彼らは、その老女と孫娘たちとお近づきになろうと誕生日会を開くが・・・

    キャサリン・キーナーだけでなく登場人物の誰もが、普通に居そうな人たちの普通で滑稽な言動で楽しませてくれてました^^物語はやはり地味でしたが、ユーモアを混ぜながら見せる人間関係も、必ずしも共感とは言えないながらも "なんか解る" って感じも多くて興味深かったです^^

    少し群像劇っぽいですが、メインの主人公はキャサリン・キーナー演じる普通に善良な中年女性ケイト。ユーモアもある真面目な人物で、優しい夫と15才の生意気盛りの娘と3人で暮らしています。実は彼女は、いつも罪悪感を感じながら生きている人でした。

    彼女が夫と営むアンティーク家具店では、亡くなった人の遺品の買い取りによって仕入れを行っています。故人の思い入れに関わらず早く処分したいばかりの家族から安く買い取り、高値を付けて店頭へ並べる、という商売をしているわけです。そこに疑問を感じてしまうケイト。

    更には、このビジネスで成功し不自由無い生活をしている自分たちが暮らす通りに、何十人ものホームレスが溢れているということに、たまらなく罪悪感を感じています。それを拭おうとホームレスに施しを繰り返してみたり、ボランティアに参加してみたりするものの、彼女の罪悪感が薄れることはなく・・・。ケイトはどうしたら心の安息を得られるのだろうか?
    という、なんとなくA型っぽい感じで、個人的には観るタイミングによってはがっつり共感してしまいそうなお話です。(血液型の性格診断はお嫌いな方も多いですからこれくらいに^^)

    で、主人公は罪悪感に潰されそうになってるんですが、彼女は別に人の道に外れたことなんかをしてるわけじゃないんですよね。要は、考え過ぎじゃない?って感じで。
    自分の商売について「私のやってることって、なんか詐欺っぽくね?」と考え始めたら、そうとしか思えなくなってきて、常にそれが気になって仕方なくなってしまう。いやいや^^;商売ですから。自分が儲かるようにやらなきゃ、やっていけませんし。商売のパートナーである旦那さんは優しいけど、もっと言葉巧みに(?)安心させてあげてくれればな〜なんて思っちゃいました。

    しかしこのケイトは、善人でいたいという理想を持ってるようだけれど、なかなか貫けないんですよね。こうありたいとは思ってるけど、やりたいこと/できることと、やりたくないこと/できないことも自分の中にちゃんとあって、その狭間でどうしたらいいんだろ・・・とウジウジ悩み続けてしまう。最終的にその答えが出たような、そんなもん??って感じのような、そんなに盛り上がらないまま終わっちゃってましたが^^;


    隣りに住む偏屈な老婆と、献身的に彼女の面倒をみる内向的な性格の孫娘レベッカ(レベッカ・ホール)、贈りものにありがとうも言わない祖母を嫌い面倒をみようとしないその姉メアリー(アマンダ・ピート)。彼女たち自身のドラマや、ケイト一家との関わりなど、これまたありそ〜な感じがイタタタって感じで面白いですね。イケてない女子扱いでしたが、レベッカ・ホールはやっぱり美しかったです^^

    [メモ] レベッカが紹介された爽やか好青年役は、「アメリカン・パイ」シリーズのトーマス・イアン・ニコラス。ついでに彼を調べてみたら、「American Reunion」という新作が出来てました!しっかりリユニオン(スティフラーのママも!)しちゃってるようで、そちらも気になります♪

















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