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    【アパートの鍵貸します】(1960年)

    シャレた邦題で有名なビリー・ワイルダーの代表作の一つです!やっと観ました!
    アカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞、美術監督・装置賞、編集賞受賞とのことです^^


    ◆アパートの鍵貸します(The Apartment)1960年 
    監督:ビリー・ワイルダー 脚本:ビリー・ワイルダー、I.A.L.ダイアモンド
    保険会社の平社員バクスター(ジャック・レモン)は、上司の要望に応えて時々アパートの自室を貸すことによって出世を目論んでいた。それを知った人事部長のシェルドレイク(フレッド・マクマレイ)も利用者に加わるが、彼が連れ込んだ彼女は実は・・・

    出世のために、就業後4人の管理職たちへラブホテル代わりに部屋を提供している大会社の一平社員のお話です。だいたいいつも4人のうちの誰かが部屋を使っているため、自分は無駄に残業して時間を潰してから帰る毎日^^;時には深夜に突然「今から使いたいから」と部屋を追い出されることも!><
    しかしこれも出世のため!言うことを黙って聞くしかないというわけです。

    約束通り4人の管理職たちは人事部長へ主人公バクスターを熱烈推薦してくれたわけですが、「なぜ君はそんなに人気があるのかね?」と怪しまれてしまい白状するハメに。しかし部長は意外な反応。「オレにも貸せ。出世は保証する。

    んまぁ〜んまぁ〜んまぁ〜!5人もの上役たちが当たり前のように不倫していることが大前提での物語ってわけですよ。もぉ〜
    いえ、そこに文句つけてたら話が全く楽しめませんからね^^;映画にはこういう話もいくらでもあるわけですし。(私を落ち着かせる呪文→【現代は「男が浮気の一つもできんとは情けない」と言われる時代じゃなくてよかったわね!】)

    しかし部屋借りクラブに部長を加えたバクスター、ちょっと言ってくれちゃってました!^^
    大丈夫です。腐ったリンゴが4つでも5つでも同じですから。」ブラボー


    自分を無くして上役にへつらうサラリーマンの悲哀と、叶わぬ恋のゆくえ。切なそうなお話ですが、哀愁と笑いが絶妙に入り混じったジャック・レモンの真骨頂が堪能できる絶品ヒューマン・コメディです♪各賞受賞納得の面白くて温かいステキな映画でしたよ〜^^

    バクスターが恋したキュートな社内エレベーターガールのフラン。演じたのはシャーリー・マクレーンですが、どこで見た彼女よりもキュートでしたねー!「こんなにキュートなのか!」と若い頃の彼女の別の出演作を見て驚いた覚えがありますが、そんなもんじゃなかった。髪型かな?メイクかな?キャラは悩みを抱えながらも明るく振る舞う女の子で、バクスターを振り回してしまう部分もあるのですが、彼女なら許しちゃう♪って感じです^^


    小物使いで定評のあるワイルダーですので、この映画にもやはり色々ありましたねー。コンパクト(鏡)や鍵、そしてテニスラケットなど!
    しかしテニスラケットの用途のクダリでは、あの「ワイルドだぜぇ〜」でブレイク中(?)のスギちゃんのネタの網戸のクダリを思い出して苦笑してしまったり、感覚的には「食べないぜぇ〜」と言ったスギちゃんの方に軍配が上がってしまったりで、この映画を観るタイミングを誤った感が私の中に漂ってしまいましたが^^;
    とは言っても、もちろんその伏線の回収シーンは素晴らしかったですね〜。見つけた1本のスパゲティとジャック・レモンの哀愁漂う演技がもぉ切のぉて切のぉて><

    笑いという点では、現代人が本気で腹抱えて爆笑できるシーンなんかはないとは思いますが、やはり見逃せない巧さやえげつない安定感があり、観る人を...というか私を!惹き付けて止まないんですよね〜♪

    ところで脚本家としてワイルダーと名前を連ねているI.A.L.ダイアモンド。この方はどうも「昼下りの情事」「お熱いのがお好き」「恋人よ帰れ!我が胸に」などなど、ワイルダー作品の面白いものには必ずってくらい参加している脚本家のようですね。ということは、この名前を目印に観る映画を選ぶと良さそう♪^^覚えとかなきゃ!wilder





















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    コメント
    あっっちゃん さま
    あらぁ〜嬉しいことを言ってくれるじゃないですかぁ〜

    ちょっとこれは他の読んでくださってる方のために言いますが、あっっちゃんはともかく(笑)他人様から私が映画に関してよく言われるのは、一般の感覚とちょっとズレれる的なことなんですよね。
    あっっちゃんにも「これだけのものを観て食いつく所はソコ?!」と驚かれたこともありましたっけ^^;
    なので私の感想は(決して嘘は言ってないのですが)話半分で読んで頂くくらいがちょうどいいのかもしれませんねー^^;
    今後ともどうぞよろしくお願いします〜♪
    • *jonathan*
    • 2012/05/09 10:05 PM
    これはねーぇ、和題の粋さもさることながら、まさにあなたのブログによって心動かされて鑑賞に至った作品ですわー(^^)

    バクスターのセリフで、うまい返しはいろいろあったけど、私はあれも好き。
    「手紙を書こうかしら?」に対して「いい考えじゃあない、スペル駄目だろう?」
    ナハハ。
    • あっっちゃん
    • 2012/05/09 6:10 PM
    あっっちゃんさん、こんばんはー!
    シャーリー・マクレーン、超キュートでしたよね〜
    あの髪型にちょっと憧れてしまいましたよ^^
    (私がやってもあぁはならないことは分ってるのでやりませんからご心配なく 笑)

    しかしこれをあっっちゃんが観るとはちょっと意外でした(失礼!)
    でもホント、面白いですよねー。
    これを機にワイルダーをガンガン観てみてください^^

    >ワケわからんイタリア語で歌っているのが・・・
    そんなんやってました??ラケットのところでしょうか?
    う〜ん・・・スギちゃんのこと考えてて聞き逃したっぽいですね。
    くそ〜スギちゃんめ(笑)
    • *jonathan*
    • 2012/05/09 12:40 AM
    観ましたー、良かったです☆
    シャーリー・マクレーンホントに可愛い(^^)
    髪型が最近のミッシェル・ウィリアムズみたいですね。小気味良い性格のこの役どころには絶対にこのショートカットですね。

    脚本もテンポいいし、流石!ってカンジしましたー。

    個人的には彼女と一緒にいられることで有頂天になってて料理中のワケわからんイタリア語で歌っているのが、なんだかとっても気に入りました(^ー^)ノ
    • あっっちゃん
    • 2012/05/08 10:28 PM
    鉦鼓亭さま

    はじめまして!コメントを頂きましてありがとうございます!

    シャーリー・マクレーン、「あなただけ今晩は」を観てこんなに可愛いのか!とビックリしていたら、こちらではそれ以上だったので驚愕したんですよ^^「80日間世界一周」という作品は知りませんでしたので、機会を得次第チェックしてみたいと思います♪

    「サボテンの花」はI.A.L.ダイアモンドなのですか?!実は私はゴールディ・ホーンも好きで、今月やっと録画の機会に恵まれたので、予約してあるところなんです!これは期待できますね〜^^情報をありがとうございます!

    相互リンク、是非よろしくお願い致します。こちらのリンクは目立たなくて申し訳ないのですが...^^;
    • *jonathan*
    • 2012/04/26 11:08 AM
    jonathanさま

    初めまして、鉦鼓亭といいます。
    この映画のS・マクレーンは素敵でした。
    コケティッシュでキュートで。
    この頃のマクレーンって、「80日間世界一周」とか
    「あなただけ今晩は」もありますが、やっぱり、これが一番だと、僕も思います。

    I.A.Lダイアモンド(個人的にはN・サイモンも)っていいですよね。
    シャレていて粋で、大人のコメディという感じが大好きです。
    ご参考までに、
    監督はG・サックスですがダイアモンドが脚本を書いてる作品に、
    「サボテンの花」というのがあります。
    ウォルター・マッソー、イングリット・バークマン、ゴルディ・ホーンの豪華顔合わせ。
    ゴルディがとてもキュートです。

    僕も俳優を追っかけて映画を観ていました。
    出来れば僕のブログに、こちらのリンクを貼りたいのですが、
    いかがでしょうか。
    (「サボテンの花」の記事もあります、もし、宜しければご覧下さい)


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