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- 2023.12.07 Thursday
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成功と堕落のよくある話だけど別にいいの♪ ◆バスキア(Basquiat)1996年 監督:ジュリアン・シュナーベル 音楽:ジョン・ケイル (V.U.)
27歳でその生涯を閉じたアーティスト、ジャン・ミシェル・バスキアが、グラフィティ・アートをモチーフにした絵を描く画家として成功していく様子は、バスキアの作品を含めて興味深く観れるんですが、この映画で見る限りどうも私はこのバスキアという人物は好きになれないね・・。優しさもあるし正直な人でもあるんだろうけど、自己中にしか見えない行動も多いしヤな人に見える時もあり・・・ま、"架空じゃない人間"らしいんでしょうけど、映画を観る上ではできれば好きになれる人であって欲しかったな。(私が一番自己ちゅーだね^^;) 私はこの映画で初めてバスキアの名前を知りました。観たいと思ったきっかけは、やはりこの豪華キャスト陣の名前を見たから♪当時は特にウィレム・デフォーに夢中だったため、彼の名前を見つけて大喜びで観たんですが・・・ほんのちょび〜っとしか出てなかった・・・がっかりはしたけど、他の出演者の豪華さで大満足でした! ベニチオ・デル・トロ演じるバスキアの友人ベニー。この人はアートのセレブとは関係ないストリート側の一般人として、バスキアと一緒に麻薬をやり、わけの判んないことを言う"なんだこいつ”な面白キャラかと最初は思ったんだけど、実は友達思いのかなりまともなキャラクターだったのよね。見た目がとにかく汚らしくて本当はあんまり見たくないタイプなんだけど、バスキアが成功するために有用な助言をしたり、ケンカ別れしたはずなのに路上に転がってたバスキアをみつけて助けてくれたりと、結構好感度が高い♪ バスキアが画廊の電気工事を手伝っていた時に出会うのが、人気アーティストのマイロ(ゲイリー・オールドマン)。とても穏やかな大人の画家で、バスキアともだんだん仲良くなるけど特に2人の関係でなにがあるわけでもなかったんじゃないかな。ゲイリー・オールドマンだから素敵というだけだったかも・・・ (ちなみにこの工事の電気技師がウィレム・デフォーだった・・><) 注目はやはりデヴィッド・ボウイ演じるアンディ・ウォーホル♪私は動いているウォーホルを知らないのでどれだけ似てるかは判りませんが、非常に上手く演じてるように見えました。気だるい口調と小さな高めの声!ほっそい体をヨレっとひねって指の甲をあごに当てて考える仕草!ウォーホルってこんな人だろうなと思えます。ホントいい味出てますよ〜 他にも、ウォーホルの作品を扱う画商をデニス・ホッパーがいい人っぽく、バスキアへのインタビューでガンガン追求してくるジャーナリストをクリストファー・ウォーケンが鋭く、バスキアの絵を買いにスタジオを訪れて絵に難癖をつける女をテイタム・オニールが感じ悪く(でも出番は一瞬で終り)、バスキアがナンパしてトラブルの元となっちゃうピッグ・ピンクをコートニー・ラヴがふてぶてしく、それぞれ好演してらっしゃいます。ところで、バスキアはどうやら本人の方がグッドルッキングみたいですねー。 音楽もとっても良くて、オープニングのテーマ曲として流れるポーグスの「Fairytale of New York」が特に最高!! 歌の内容は特にこの映画に沿ったものではないけど、この曲の哀愁漂う感じが映画の雰囲気にすっごく合ってて、聴き惚れてしまいます。普段は、2回目以降の観賞時にはオープニング曲の部分は飛ばして観る私が、絶対飛ばす気にならない数少ない名オープニングなんですよ^^なのにこの曲がサントラに入ってないのはなぜ?? |
お返事ありがとうございます!
「アンチクライスト」はやっぱり勇気要りますよねー。
>本当に落ち込んだ時に観ようかなぁ
あはは!それが原因でなにか悲劇が起きないことをお祈りしてます(笑)
実は私は「ワイルド・アット・ハート」は観ていないのですよぉ。
強烈な役なんですね〜♪私的にはデフォーは、強烈なインパクトを残す役ほどソソられるので、要チェックですねー^^
しかし今でこそ彼にはキャラもの(「処刑人」がやはり白眉!)を求めちゃってますが、最初は私も普通が良かったんですよ。(「イングリッシュ・ペイシェント」も大好きです!!)
好きになったきっかけは恥ずかしいのでひた隠しにしてきたのですが(ウソ)、実は「BODY」だったんです。メガネの弁護士役ですから役は普通ですよね^^
て、「ちょっと気になる程度」と言われたのにすっかりデフォー談義で申し訳ありません!
じゃ、また遊びにきてください〜