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- 2023.12.07 Thursday
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「ブルーノ」というキツい社会風刺コメディの存在を知って興味を持ったのですが、調べるとその前に同じくサシャ・バロン・コーエンによるこの映画があったと分かり、まずはこちらを観てみることにしましたー。 つい先日問題になってましたねー。『スポーツ競技大会の表彰式で、カザフスタン国歌の代わりに・・・』ってヤツ。ホントにやるバカがいたとはね。あれはアカン。(翌日追記:この映画でもホントにやったわけだし、"ホントにやったヤツ" というのもおかしな話^^;) ◆ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 (BORAT: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan)2006年 監督:ラリー・チャールズ
これはスゴいですね!ヤバ過ぎませんか?!こういうのを本当にTV番組でやってたんですか?? もちろんペイチャンネルなのでしょうね?^^; パメラ・アンダーソンをゲットするため!というストーリーの下、アメリカを横断しながら所々でカザフスタン人の突撃レポーターとして取材を敢行。何も知らない(本当に彼がカザフスタンから来たと思っている)相手に文化の違いを盾にしてアホで不快なことを散々やり倒し、ターゲットとなったアメリカ人(や、私のようにカザフスタンってどこだっけ?な人)の無知や偏見をあぶり出して笑ったろうかい♪という趣旨だと思われるフェイク・ドキュメンタリーな内容です。 ここではカザフスタンという国は、ユダヤ人に対する偏見が強く、ユダヤ人追い祭りなるものが行われていたり、男尊女卑が酷く、女なんか知能の低い奴隷という扱いをされていて、近親相姦も当たり前・・・といった感じのテイになっています。 実際のカザフスタンは勿論そんな国じゃないのに、そういう国があるんだと信じちゃう輩っておかしいだろ?!というのが笑いどころになってる(?)風刺映画のようでしたが、個人的には想像したものとは微妙に違った?という印象かな。スタジアムでの誘導尋問的なクダリのような、クレバーなやり口がもっと色々見られたら良かったなーと思いました^^ しかし国歌替え歌独唱前スピーチでのスタジアムの観客の反応にはニヤニヤしちゃいましたし、バックステージでの本音なおっさんにも素直にうわぁ・・・と引きながら笑いましたけどね^^ 「君のその外見だと腹に爆弾を巻いてないかと不安になるから、ヒゲを剃った方がいい。そしたらイタリア系に見えるから。」こういうの。 そんな感じで面白いと思える部分もありましたが、こんなことしてホントに大丈夫なの?!とドキドキひやひや満載の行動の数々は見ていて結構怖かったですねー。(やはり大丈夫じゃなかったことも多々あったそうですね→Wiki) しかもここに出てくる騙されてたアメリカ人の方々って、基本的に皆さん寛大でいい人たちなんですよね。イラっとするのを抑えて色々優しく教えてくれてたじゃないですか。なんかかわいそうに思えちゃって...^^; それでもまぁ、低俗な下ネタには結構素直に笑ったり悲鳴を上げたりしてましたけど♪ 噂によると、この映画が原因でパメラ・アンダーソンがキッド・ロックと離婚したとのことですね。それにより世間一般には、ジョークが通じないキッド・ロックの評価が下がったというのがちょっと興味深い^^ |