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- 2023.12.07 Thursday
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スターチャンネルの番組ガイドに載っていた写真が未完成の人形の頭部、という微妙な不気味さに惹かれて録画してみましたー。 ◆Bubble (Bubble)2005年 監督:スティーヴン・ソダーバーグ
『オスカー受賞監督が本当に撮りたかった映画はコレだ!』という特集で放送されたものだったようです。ヒットを狙ってない、自己満足系ってことですかね?...もしかしたら途中で寝るかもねーくらいを覚悟しつつ再生^^; ところがこれ、結構楽しめたんですよ^^ まだ薄暗い早朝、父親の食事の支度をして家を出た中年太りの普通の女。車を運転し、トレーラーハウス前でクラクションを鳴らす。若い男が出てきて助手席に乗り込んだ。 終盤にはサスペンスな展開となるのに、いわゆるサスペンスドラマ的な盛り上がりも用意されていなかったのですけどね^^; でも、これが全然退屈じゃないんですよ。 二人はどんな関係?この人は何を考えてるの?この人はどうしたいの?それからどうなっちゃうの?・・・と、どんどん引き込まれてしまうんです。しかも湧いてくる疑問がどれも、あまり待たずに少しずつ見えてくる。語り口が巧いとでも言うのかしら。こういう所がさすがオスカー受賞監督!ってことなんでしょうねー♪ もしかしたら主演の女性の、黙ってると内に何かどす黒いものを募らせてそうに見えるヴィジュアルも、ドキドキを煽ってくれていたのかもしれませんね。役者陣はプロの俳優ではなく、その辺でスカウトした素人だったそうです。主役のマーサを演じた方なんか複雑な思いを抱える普通の人を見事に演じていましたよ。 撮影がキャストの自宅で行われるなど、ホントに低予算だったそうですが、監督、撮影、編集を行ったソダーバーグ氏はセンスのあるプロの仕事で魅せてくれていました。 オチとしてもう少し何か一ひねりでもあったら、もうちょっと大々的におススメしたい感じです。ま、これでも十分 "楽しめる映画" だと思いますけど^^ |