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- 2023.12.07 Thursday
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数々の賞を獲ったこの映画をやっと観ましたー。なんとなく、評判が良いのか悪いのか微妙な印象があったので、題材には興味があるけどそれほど乗り気じゃない感じでの鑑賞でした^^; ◆ソーシャル・ネットワーク(The Social Network)2010年 監督:デヴィッド・フィンチャー
これ、とても好きなタイプの青春ドラマでした♪ 恋愛モノが好きですが、友情モノにもわりと弱いんです^^ 現在では日本でも普通に知られているSNS、facebook の誕生とそれにまつわるドラマを描いた物語です。実在の人物や SNS を扱っていますが、フィクションの部分も多いそうです。 facebook の作成者マーク・ザッカーバーグと、CFOとして参加した彼の親友エドゥアルド・サベリンなどの関係者のドラマですが、マークではなくエドゥアルドが監修に参加しているそうで、心情的には彼の方に比重があるようでした。 facebook を巡り2つの訴訟を抱えてしまったマーク。 物語は、弁護士を立てた話し合いのシーンをはさみつつ、訴えられるに至るまでを回想していく形で進んでいきます。特に、マークとエドゥアルドの間に起きた出来事を観ては、"現在" の話し合いの場でのそれぞれの言い分や表情を観るという繰り返しの形がいいですね。淡々と事実を語るエデュアルドの "お前が心底憎いってことじゃない" 的な表情とか。こんな風に友情が壊れてしまったことへの悔しさとか。きゅぅ〜んと来ちゃいました。 何を考えてるのか判りにくいマークよりも、比較的ストレートに分りやすいエデュアルドに特に気持ちが傾きがちになりましたが、実際に物語がエデュアルド目線だったことが原因だったのかもしれませんね。もちろん演じたアンドリューの演技も良かったのだと思います。 冒頭のデート中のまったく噛み合わない思いやりのない会話で決定付けられたマークの人物像ですが、個人的にはこの人の様子にはちょっとデジャヴな感じが・・・。 ま、単純に見た感じでは、いつも無表情で無愛想で発言は横柄で...というとても "感じの悪い人" だったわけですが(それで障害のある人だということにはなっていませんでしたけど)、とりあえず実際のマークご本人はこんな(←)素敵な笑顔を見せる人じゃないですかー^^ でも劇中のマークも、他人への印象は悪いでしょうけど本人には悪意があるわけじゃなく、ただ単に一つのことに集中し過ぎて他が見えなかったり、ひたすら事実(と彼が信じること)を主張してるだけに見えましたけどね^^あ、だから許してやれよ、ということじゃないですよ?彼が自ら人を裏切ろうと目論んで行動してたんでしたっけ??ということです。彼はただただ "天才" だっただけじゃないかな?なんて思いながら私は観ていました。 ただ、鑑賞後に調べて、実在の人物を大きく違った(しかも好感度の低い)人格に描いていたとわかりビックリしています。ザッカーバーグ氏ご本人も「これは僕じゃない。衣装はそっくりだけど。」ということを言っていたそうですが、そこはホントにはっきりしておいてあげた方がいいんじゃないかな?と思いました。 ま、それは置いといて結局のところ、この話の主人公が外からは何を考えてるか解りにくい、心があるのかすら分からない人物だったけれども、実はお金や名声のためではなく、ハートのみで動いていたのか...という切ない感じが堪らなく好きでした。 ベンチャー企業をめぐるドラマと解りやすい友情の崩壊的云々の物語もテンポ良く見せてくれる、私には全く退屈無しな映画でしたね^^主要登場人物たちのキャラクターも、映画を楽しむ上ではとても魅力的に映りましたし。結局あのウィンクルボス兄弟も facebook に登録しちゃってるらしいし(それってホントなの??) [メモ] |
う〜ん、パソコンに、というかプログラミング関係には詳しくなくても関係ないって感じでしたけど、確かに SNS のしくみなんかは知っておいた方がいいのだろうなーとは思いますね^^ そこを知らないと特にラストは何してんの???ってことになりそうですもんねぇ。
てるさんはその辺りは大丈夫でしょうけど、楽しめませんでした?^^;
まぁ、好みが分かれる感じではありそうですけどねー。