スポンサーサイト

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    • 2023.12.07 Thursday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク




    【ソーシャル・ネットワーク】(2010年)

    数々の賞を獲ったこの映画をやっと観ましたー。なんとなく、評判が良いのか悪いのか微妙な印象があったので、題材には興味があるけどそれほど乗り気じゃない感じでの鑑賞でした^^;


    ◆ソーシャル・ネットワーク(The Social Network)2010年 監督:デヴィッド・フィンチャー
    2003年。ハーバード大学2年の天才プログラマー、マーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)は、恋人にフラれた腹いせに学内のデータベースをハッキングして、女子学生たちの顔写真を使った人気投票サイトを数時間で作ってしまう。そんな彼の技術に目を付けたエリート学生が、学内交流を目的としたサイトへの協力を持ちかけた。しかしマークは、親友のエドゥアルド(アンドリュー・ガーフィールド)を誘って、ハーバードの学生を対象としたソーシャル・ネットワークのサイト勝手にを立ち上げてしまい…。

    これ、とても好きなタイプの青春ドラマでした♪
    恋愛モノが好きですが、友情モノにもわりと弱いんです^^

    現在では日本でも普通に知られているSNS、facebook の誕生とそれにまつわるドラマを描いた物語です。実在の人物や SNS を扱っていますが、フィクションの部分も多いそうです。
    facebook の作成者マーク・ザッカーバーグと、CFOとして参加した彼の親友エドゥアルド・サベリンなどの関係者のドラマですが、マークではなくエドゥアルドが監修に参加しているそうで、心情的には彼の方に比重があるようでした。

    facebook を巡り2つの訴訟を抱えてしまったマーク。
    物語は、弁護士を立てた話し合いのシーンをはさみつつ、訴えられるに至るまでを回想していく形で進んでいきます。特に、マークとエドゥアルドの間に起きた出来事を観ては、"現在" の話し合いの場でのそれぞれの言い分や表情を観るという繰り返しの形がいいですね。淡々と事実を語るエデュアルドの "お前が心底憎いってことじゃない" 的な表情とか。こんな風に友情が壊れてしまったことへの悔しさとか。きゅぅ〜んと来ちゃいました。
    何を考えてるのか判りにくいマークよりも、比較的ストレートに分りやすいエデュアルドに特に気持ちが傾きがちになりましたが、実際に物語がエデュアルド目線だったことが原因だったのかもしれませんね。もちろん演じたアンドリューの演技も良かったのだと思います。

    冒頭のデート中のまったく噛み合わない思いやりのない会話で決定付けられたマークの人物像ですが、個人的にはこの人の様子にはちょっとデジャヴな感じが・・・。
    相手の気持ちにお構い無しに酷いことを平然と言い続ける、投げた瓶をキャッチできない女子にもう1本投げつける、迎えに行く約束を破って相手がムッとしていても目に入らない、謝らない・・・など。相手の気持ちが読めないし、理解出来ない自分勝手な人。私が昨年出会った映画でそんな人を見ました。

    映画「恋する宇宙」(→Wiki)の彼ですね・・・ということで少し調べてみましたが、実際のマークは別にそう診断された人ではないようです。

    でも劇中ではそう見える感じに描かれていました。【追記←ちょっと勝手な解釈が過ぎたようです。不快に思われた方がいらっしゃいましたらお詫び致します。すみませんでした!】
    ま、単純に見た感じでは、いつも無表情で無愛想で発言は横柄で...というとても "感じの悪い人" だったわけですが(それで障害のある人だということにはなっていませんでしたけど)、とりあえず実際のマークご本人はこんな(←)素敵な笑顔を見せる人じゃないですかー^^

    でも劇中のマークも、他人への印象は悪いでしょうけど本人には悪意があるわけじゃなく、ただ単に一つのことに集中し過ぎて他が見えなかったり、ひたすら事実(と彼が信じること)を主張してるだけに見えましたけどね^^あ、だから許してやれよ、ということじゃないですよ?彼が自ら人を裏切ろうと目論んで行動してたんでしたっけ??ということです。彼はただただ "天才" だっただけじゃないかな?なんて思いながら私は観ていました。
    ただ、鑑賞後に調べて、実在の人物を大きく違った(しかも好感度の低い)人格に描いていたとわかりビックリしています。ザッカーバーグ氏ご本人も「これは僕じゃない。衣装はそっくりだけど。」ということを言っていたそうですが、そこはホントにはっきりしておいてあげた方がいいんじゃないかな?と思いました。

    ま、それは置いといて結局のところ、この話の主人公が外からは何を考えてるか解りにくい、心があるのかすら分からない人物だったけれども、実はお金や名声のためではなく、ハートのみで動いていたのか...という切ない感じが堪らなく好きでした。
    ベンチャー企業をめぐるドラマと解りやすい友情の崩壊的云々の物語もテンポ良く見せてくれる、私には全く退屈無しな映画でしたね^^主要登場人物たちのキャラクターも、映画を楽しむ上ではとても魅力的に映りましたし。結局あのウィンクルボス兄弟も facebook に登録しちゃってるらしいし(それってホントなの??)

    [メモ]
    ウィンクルボス兄弟役のアーミー・ハマー(双子の兄弟両方を一人で担当!その後さらにご活躍中ですね^^)は、ドラマ「デスパレートな妻たち」で麻薬を売ってた大学生(バレット)役だった人ですよねー。
    「デスパ〜」で見た時に「なんだ、この絵に描いたみたいなお坊ちゃま顔は?」と思っていたら、ちゃんとお坊ちゃま役に起用されてて笑いましたが、実はアーミー・ハマー本人が本物のお坊ちゃまだそうです。ぎゃふん。
























    スポンサーサイト

    • 2023.12.07 Thursday
    • -
    • 10:27
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク




    コメント
    てるさん、おひさしぶりですー!
    う〜ん、パソコンに、というかプログラミング関係には詳しくなくても関係ないって感じでしたけど、確かに SNS のしくみなんかは知っておいた方がいいのだろうなーとは思いますね^^ そこを知らないと特にラストは何してんの???ってことになりそうですもんねぇ。
    てるさんはその辺りは大丈夫でしょうけど、楽しめませんでした?^^;
    まぁ、好みが分かれる感じではありそうですけどねー。
    • *jonathan*
    • 2012/02/15 6:49 PM
    お久しぶりです。
    このネタはパソコンに詳しい人じゃないと
    楽しくないんだろうなーって感じました。
    単純に……
    • てる
    • 2012/02/15 5:59 PM
     あ、ごめんなさい!かえって失礼しちゃったかな^^;おっしゃる意味は分っていたのですが、飛躍し過ぎていたなーと考え直す機会を頂いて感謝してるんですー。(敏感な方に叱られちゃいそうですもんね...ってそんな言い方してると余計叱られそう^^;)
     しかし周りにたくさんいらっしゃるとは、なんだか要らぬストレスを抱えちゃいそうですね^^;慣れと諦めが肝心って感じかな?(私に対してもそんな感じでお願いします 笑)
    • *jonathan*
    • 2012/02/14 1:16 PM
     あ、いやいや、私も身近にいるそういう人たちを「こいつ、おっかしいんじゃないの?」と思うけれど、何人もそうゆう風な人がいるんで、意外とマジョリティ?なんて思ってただけです。私もジョナサンさんと全く同意見で、マークってみんなが言うほどイヤな奴じゃなくない?と思っていますよぉ!
    • hinajiro
    • 2012/02/14 5:30 AM
     なるほど...「普通」と言われてもう少し考えてみましたが、確かに私、知識も無いくせに暴走して短絡的過ぎる結論に結びつけてしまっていたようです>< 
    観る前に散々マークに対する「きぃ〜!むっか〜!」という感想を聞いていたので、そうなんだと思って見たところ、そんな悪い奴でもないよね?と思ったということを言いたかっただけなのですが...すみませんでした^^;
     しかしホント、ジェシーもいいけどアンドリューが良かったですよねー!
    あれで賞は獲れなかったなんてー><これまであまり気にしてなかった子だったんですが、まぁまぁファンになりました^^
     アーミー・ハマーもこれ以来すっかり注目の俳優になったようですね。しかもレオとキスシーン??
    それは・・・是非観な・・・きゃ?か??^^;
    • *jonathan*
    • 2012/02/14 1:59 AM
     なるほど、エドゥアルドが製作に関わっているんですか、どおりで私も彼に肩入れしながら観てしまったはず。でもやっぱりアンドリューの演技も良かったよねぇ。

     冒頭のデートのシーン。私の周りにはリアルであんな感じの人たち多いです。会話がかみ合わなかったり、どんなに話してもこっちの気持ちは伝わらなかったり・・・・なので私にはマークは「普通の人」でした・・・・・

     アーミー・ハマー(え?こんな名前?)は私もデスパとゴシップガールのイメージだったので、こんな大役?をやって、その上今出ずっぱり(新しい映画でレオとキスシーンとかあったんでしょ?)になっちゃってビックリ。去年の賞レースの感想に「小物のくせして張り切って登壇しちゃってさ!」なんて書いちゃったよ(笑)
    • hinajiro
    • 2012/02/13 6:13 PM
    コメントする








       
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック

    calendar

    S M T W T F S
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31      
    << March 2024 >>

    Favorites



    ブログ内検索

    categories

    洋画

    どこかでなにかしらしています


    Amazonで検索

    profile

    の自己紹介

    powered by
    似顔絵イラストメーカー



    Sub-Blog


    links

    archives


    selected entries

    Amazon Recommend







    others

    recent trackback

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM

    sponsored links