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    【約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語】(2009年)

    ワイン醸造には特に興味はありませんが、フランスの美しき若手スター、ギャスパー・ウリエルの名前につられて録画してみましたー。あ、でも英語の映画でした。


    ◆約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語(The Vintner's Luck)2009年 
    監督:ニキ・カーロ
    1808年、ナポレオン統治下のフランス、ブルゴーニュ地方。若い葡萄農夫ソブラン(ジェレミー・レニエ)は自分のワイナリーを持ち、最高のワインを造ることを夢見ていた。結婚後もソブランはワイン醸造家になる野心に燃え続けるが、その情熱は誰にも理解されない。悔しさを持て余していたある夜、ソブランの前に白い翼をつけた天使が現れ・・・。

    葡萄畑とワイン醸造のひたすら土臭い話かな?と思って観始めたのですが、天使が出てきました!あらすじをよく知らずに観たので、ちょっと唖然でしたねー。

    しかもファンタジックでなくて、生々しい羽を生やした半裸っぽい美青年!そしてそれがギャスパー・ウリエル!まぁ、彼の透明感から天使は連想できますが(マジ?笑)この天使はどうなんでしょうね?^^;

    ストーリーはやはり当然、一人のワイン醸造家の半生を描いたものでしたが、彼のワイン造りの陰に天使との奇妙な友情があって・・・という、少し変わったお話でした。
    天使からのアドバイスを受けて学び、天使の苗木を貰って天使に言われた場所に植えて大切に育て・・・そして天使のお陰で順風満帆!・・・かと思いきや、それが全然そうじゃないんですよ。じゃあ主人公を支えるその天使はいったいなんなの??何がしたいの??というところがポイントでしょうかね。
    深いようなよく解らないような・・・て、すみません、お気楽なおバカ女にはちょっと読み取りにくい人生のなんだかんだが深層にあるパターンだと思います^^;

    ま、よく解らずとも、厳しい現実に直面しながら葡萄/ワインに対してはいつも真摯な姿勢を貫く主人公のドラマ、そして自然の美のクローズアップの多用や美しい女優陣など、観ていて退屈はなかったですし、「良い映画」な雰囲気はビシバシ感じましたが、危うくBL 的な方向に行きそうになっていたからか、観終わった後に「なんか変なの観ちゃったー」という気持ちになってしまいました^^;
    けれどなんだかワインが飲みたくなる映画でもありましたね。
    私はアルコールを5%までしか受け付けない体で残念ですが。















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