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- 2023.12.07 Thursday
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素敵な装丁のアート系の本って見つけると「ステキぃ〜♪」とついテンションが上がっちゃいますが、私がそれを買う時って結局「ちょっと魔が差して」なんですよね^^;雑貨の衝動買い的な感じで。たくさん集めてみたいけど、ろくに開きもしない本にそんなにお金使えない、と我に返っちゃったりして。でも憧れはいつでもあるんです。 世界一美しい本を作る男、ゲルハルト・シュタイデルを追ったドイツのドキュメンタリーを観てみました。魔を差してくれるかなぁ?なんて期待しつつ^^ ◆本を作る男-シュタイデルとの旅(How to Make a Book with Steidl)2010年
とにかくこだわりが凄いとのことでしたので、昔気質の気難しい職人さんが出てくるのだろうと予想してたのですが、それがそうでもなかったんですよ。 とにかく真剣にいっさい手を抜くことなく取り組んでくれる上にきっちり結果を出してくれるので、アーティストたちから圧倒的に信頼されるのが観ていてよく解りました。 シュタイデル社の本だけを収集するコレクターも世界中にいるそうです。 社長はそれを知っていて、同じ本で表紙を数種類制作するという憎いこともやってくれてました。「後で価値が出るんだよねー」なんて笑いますが、儲かるのは古本屋さんで彼には関係ないんですよね。 「ベストセラーを手がけて儲かることもあるけど、それを使って利益は二の次な本を作るから結局は儲からないんだよ」 カッコ良過ぎ〜。お金儲けよりも、まずは本への愛情ですよ^^ 観て良かったーと思える良いドキュメンタリでしたね。それで私は本を買いたくなったのかというと、実はそれより「この人忙し過ぎだよね。体壊さないのかな?」という心配が先に立ってしまったのでした^^; だってこの社長さん、すぐ済む打ち合わせのためだけに海外各国への出張がいっぱい入るんですよ。見てるだけでキツい>< |