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- 2023.12.07 Thursday
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続編だけど続編じゃないよね ◆ロシアン・ドールズ(Les Poupees Russes)2005年 監督、脚本:セドリック・クラピッシュ
「スパニッシュ・アパートメント」の主役のフランス人グザヴィエがやはり主役の続編です。 ただし、当時の同居人たちはそれぞれ国に帰り別々の生活をしてるので、グザヴィエと特に関わりの無い人はちょっとしか出てきません。 観始めてすぐに思ったのは、ロマン・デュリスが見た目ちょっとカッコいくなってる?ってこと。 ・・・・無精ひげか!そしてちょっと伸びた髪。 それだけでなんとなくちょっと大人になった風に見えるんだねー。 バルセロナでの体験を「スパニッシュ・アパートメント」という小説に書いていたグザヴィエが、今度もやはり自分の恋愛体験を小説に書いているようで、グザヴィエが回想している感じのつくりになってます。 で、その「現在」でない部分は見た目5年前とあんまり変わってなくて、やっぱりあんまりイケメンでないグザヴィエでした^^; 彼の中身も恋愛に関しては基本的に変わってないしね。 行きずりの女の子たちをとっかえひっかえしながら理想の女性を探しているそうで・・・。 恋愛に関してはどうしてもイラッとせざるを得ないしょーがない子ですね^^; その点、前作ではほとんどの言動がいちいちムカッとさせてたイギリス人ウェンディの弟ウィリアム(ケヴィン・ビショップ)の成長は素敵でしたね。 運命の彼女に出会い、彼女と付き合いたいがためにロシア語を一年間必死で勉強したなんてすばらしいじゃないですかー。 人間的にも随分大人になった印象だし。 ま、パリに来て相変わらずのノリを見せる場面もあったけど^^; 前作でも美しかったイザベル(セシル・ドゥ・フランス)は、ベリーショートに髪を切って更に美しくなって登場♪ 住むところに困ったグザヴィエが彼女の家に転がり込んで一緒に暮らしますが、レズビアンの彼女とは恋愛関係にはならないので、諸々のエピソードはあるものの脇役って感じですね。 が、出番はまぁまぁ多いので満足。 幸薄そうな顔のウェンディは、多少おしゃれになり美しくなってるものの、相変わらず幸は薄そう^^ でも「完璧な人なんていない。私はあなたの欠点までもが好き。」なんて胸キュンなことを言ってくれてました。 実際は"胸キュン"で済まされる内容ではないけど、ネタバレは避けておきます^^ 欠点まで含めて全部好きって言える相手が見つかったらその人と結婚した方がいいと思う。 私は結婚8年目ですが、夫の欠点が特に思いつきません^^v 欠点まで全部大好きってことだよね。幸せなヤツです^^ グザヴィエの元彼女マルティーヌ(オドレイ・トトゥ)は、前作よりは存在感がありますが、少々主張の強いヤな感じの女になっちゃってましたねー。 オドレイを初めて見たのは「アメリ」だったのでそのイメージだったんですが、その後色々観てたらあのホワ〜ンとした役の方が違和感がある気がしてきました。 実際の彼女はどっちタイプなんでしょうね。 ところでずっと自分の好みではないと思っていたロマン・デュリスですが、この作品を観てるうちに優しげな微笑みが極上なことに気が付きました。 自分がこの映画を何度も観てる理由にやっと気付いたみたいです。 あの人、結構ステキ!romaintautou |