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- 2023.12.07 Thursday
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ジム・ベントンの大人気シリーズ Dear Dumb Diary の第9巻です^^ 先日の背伸びした読書で大失敗した私ですが、そのお陰かこの児童書は、(読み慣れているシリーズということもありますが)いつも以上にすんなり読めて楽しかったです!こんな風に緩急をつけるのもアリかもしれませんね^^ 【Dear Dumb Diary, #9 That's What Friends Aren't for】 アンジェリンの叔父さんがキャロル叔母さんと結婚したために憎っくき(?)アンジェリンと親戚になってしまったジェイミー。それによって自動的にアンジェリンと友達みたいに扱われるようになっただけで気に入らないのに、最近どうも親友のイザベラまでアンジェリンと仲良くなったみたい。なんでそんなことに!!と憤慨したジェイミーは、3人で出る学校のタレントショーの出し物のバンドに、もう一人メンバーを加えることを提案。バンドメンバーの募集を銘打って、実は友達のオーディションってわけ! 今回はそれこそ小中学生だった頃の学校生活をちょっと思い出してしまうような、懐かしい匂いが漂ってくる内容でしたね。「あたしの友達を横取りした!」だのなんだのってね。大人になってみると、みんなで仲良くすればいいじゃないのぉーとか単純に思っちゃうんですけど、当時はそんな類いのことって言ったり言われたりってのも当たり前くらいでしたもんねぇ(ってそんなことない?^^;) しかし作者のジム・ベントンは男性なのに、どうやって女子の心理をここまで知り尽くしてんでしょうねー。スゴいよなー しかも今回私、最後には読んでて涙がうっすら溜まる勢いでグッと来てしまいましたからねぇ。 それも、まさかの「T.U.K.W.N.I.F.」君(ジェイミーが日記の中でだけそう呼んでる男子= "that ugly kid whose name I forgot" )ネタで!彼は前作まででもいつもちょろっとだけ話題に出てきてた存在感の薄い子ですが、ここにきてこんな存在になるとはね〜。いいよこれ、いいよぉ〜! これまでも、あのボロクソに言ってた Mike Pinsetti すらちょっと良い印象に変化させてくれたりしてましたしねー。一見、人の悪口ばかり言ってる悪質な本のようですが、実は続巻で感じの良いフォローをしてくれたりする場合もあるので、やっぱり侮れないシリーズだと思いますね^^(だから続きを読みたくなるのよ♪) それにしても仲良しが3人組っていうのは、考えてみるとわりと色々難しい感じもしますね。授業や何かで「自由に2人で組んでー」みたいなことがあればどうしても1人はあぶれるし、休日に3人のうちの2人がもう1人に黙って遊んでたのがバレた日にゃ〜もう、「あ、そうなんだぁー」なんて言いながらも、なんか微妙な空気がドヨ〜ンとかね。 ・・・・・・って、もしかしてこれ、私のハートが汚れてたことが露呈してるだけになっちゃってる?^^;イヤーン そんな目で見ないでーん |