スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2023.12.07 Thursday
- -
- -
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
最近気になってしょうがないジョセフ・ゴードン=レヴィット主演作な上、インターネットで見た彼のメタル野郎な風貌に惹かれて楽しみにしていた作品です^^ メタリカが珍しく映画に楽曲を提供したという情報もあり、期待が増すばかり! ◆メタルヘッド(Hesher)2010年 監督、脚本:スペンサー・サッサー
結論から言うとこれ!とてもステキな映画でしたよ! このぶっ飛んだメタル野郎の姿を見ただけでは敬遠する人もいるかもしれませんが、変なヤツが滅茶苦茶やるばかりの過激で暴力的なだけの映画では決してありません^^ もちろんこの正体不明の小汚いメタル野郎ヘッシャーは、一見見た目通りの不快な男ではありますが、それだけで終わらないこともすぐに解ります。こんな胡散臭いヤツなのに十分魅力的なキャラになっているので、ヤな気分で観終わることにはなりませんし。 母/妻を失い、すっかり生気を無くした父と息子TJ。父親の方なんかすっかり薬漬けになりソファにはまり込んだままみたいな状態。かろうじて学校に戻った息子も、現実が受け入れられず母の思い出に執着するばかり。同居する祖母が2人の世話をするものの、どうにもならず・・・。 そんな家に突如現れ、強引に居ついた謎の男がヘッシャー。 乱暴で下品なその男が何を考えてるのかも分からないまま、拒む気力もないのか居つかせてしまうわけですが、このヘッシャーの存在が暗く沈んでいた父子にどんな影響をどんな風にもたらすのか、というところが見どころになります。 とにかくいつまでも当たり前のように居座られてること自体が妙で可笑しい上に、彼がこの家に来てTJを脅し無理やりしたことが、着ていた服の洗濯って!(ブリーフ姿に目が釘づけ!!) ガンガンのメタルが劇中に使われていますが、それを期待した身からするとその点は物足りない程度ですし、使用されてる初期メタリカのスラッシーな感じから想像するようなスピーディで痛快といったイメージでもありません。どちらかというと展開はハイテンポでもハイテンションでもないです。でもダレることは全く無かったですし、面白い映画だと思いました^^ DVDの特典での監督や役者たちの話に、ヘッシャーは(→反転)実際、正体は判らないが天使的な存在とありましたが、それってかなりしっくりきましたねー。不器用なだけなのかな?って思ったら更に思い出し笑いしちゃいましたよ^^ ま、とにかくとてもおススメです♪ 製作にも名を連ねているナタリー・ポートマンは、主人公TJのほのかな恋の相手でスーパーのレジ係のサエない女子。オバサン呼ばわりを気にするお年頃のようで、可愛らしい役ではありませんのでそういった期待はなさらないよう^^; ところでこの映画は原題を「HESHER」といって、ロゴが Metallica のものと似せて両端が斜めのギザ形になっているんですよねー。ところが邦題は「METALHEAD」。頭は「M」なのでいいけれど、ケツが「D」なのに無理やり斜線をくっつけてあるってのが「なにこれ?」って感じで残念で・・・。これだったら「HESHER」のままでよかったのにぃ・・・levitt |
実は私は動いてるクリフを見たことがなくて、どんな感じの人だったのかよく知らないので、その辺はよく解りませんでしたけどね^^;