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- 2023.12.07 Thursday
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1972年のローレンス・オリヴィエ&マイケル・ケイン版が面白かったので、このリメイクも観られるのを楽しみにしていましたー。 ◆スルース(Sleuth)2007年 監督:ケネス・ブラナー 原作戯曲:アンソニー・シェイファー、脚本:ハロルド・ピンター
'72年版を観た時には、マイケル・ケインが演じたティンドルがもうちょっと華奢だったら、もっと "若造" 感があっていいのになー・・なんて思っていたので、個人的にはリメイク版のティンドル役にジュード・ロウってのは大正解に思えました^^ で、マイケル・ケインが今度はワイクの方を演じるという、ちょっと洒落たリメイクになっているわけですね。一軒の屋敷内での会話劇で進行する映画です。 今回'72年版も観直そうとHDD内を捜したのですが、なんと私、消してしまっていました>< こちらを観たら是非見比べようと思っていたのにぃ!バカバカ!・・・というわけで観直せず記憶になりますが、どうも感じが違うような気がしました。 '72年版ではとにかくこの二人の奇妙な関係がユーモラスってくらいに面白くて、見てると楽しくなってくる感じだったんですよね。でもこちらではワイクがとにかく一方的に口が悪いクソジジィに見えてしまう感じ?ワイクってもっとこう・・小説家らしく言葉が巧みで、会話が洒落てるイメージだったんですけど^^;(記憶の中で美化し過ぎてるのかな?汗) まぁ当然、同じように作らなければならないなんてルールはないはずですから、これはこれでいいのでしょうけど、私には遊び心(観客を欺く仕掛け)や結末も含めて'72年版の方が好みだったようです。 舞台もからくり人形屋敷からハイテク屋敷に変っていましたが、やはりこれも過去作の方が好きでしたね。ハイテクが悪いわけではないですけれど。現代的なスタイリッシュ風を目指したと思われますが、そのセンスがイマイチ合わなかったみたい。暗く冷たい雰囲気は好きだったんですけどねぇ・・インテリアや小道具がちょっと。それに結局ハイテクが特に活かされてもなかったですしね。 ただ、ティンドルを美容師から役者へ変更していたので、少々現実味のなかった部分にも説得力が出てました^^ |
「味」はもしかしたら72年版の方があったかもしれませんよ?^^ もし機会がありましたら観比べてみてくださいましー