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- 2023.12.07 Thursday
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私の大好きな映画主題歌「逃げ去る恋」を歌っていたシンガーソングライター、アラン・スーション。彼のことを調べていた時にいくつか写真を見て「現在はさすがにおじいちゃんだからアレだけど、若い頃はちょっと私が弱いタイプだったんじゃ?」なんて疑いが出てきたので、検証のために録画してみましたー ◆殺意の夏(L'ete Meurtrier)1983年 監督:ジャン・ベッケル 原作、脚本:セバスチャン・ジャプリゾ、音楽:ジョルジュ・ドルリュー
タイトルからしてそうなんですが、ジャンルは一応サスペンスです。 が、まずは田舎町に暮らす青年たちのほのぼのな日常。町に突如現れた謎の美女に関する話題で持ち切りだったりして、ちょっとした青春ラヴコメ風に始まります。 ということで、始めから目当てのアラン・スーションが登場です^^ 彼女は実は、自身が抱えるある苦悩により、精神がかなり不安定になっている人でした。胸に秘めた苦悩、そしてその元凶への復讐。彼女が何を悩み、何をしようとしているのか、という謎が少しずつこちらへ明かされていく、というサスペンスがこの映画のメインストーリーです。 イザベル・アジャーニは、冷たい顔から小悪魔的キュートな顔、シリアスな演技からいたずら娘のようなお茶目な感じ、そしてセクシーな姿までかなりバラエティに富んでいました。 私はアジャーニはこの他に「アデルの恋の物語」だけは観ていましたので、彼女による精神の病んだ演技には免疫がありますが、その他の可愛らしい表情なんかは意外に思えるほどキュートでとてもビックリさせられましたね^^ とりあえず見た目が80年代!って感じの眉毛と髪型なので、始めの方は「これは無いな・・」と思ってしまうのですが、慣れなのか演技がそれ以上なのか、とにかく引き込まれてしまいましたよ。 個人的には、エリアーヌの良き理解者だったフロルモンの伯母さんがお気に入りでした^^ 演じていたのはシュザンヌ・フロン。「モンテーニュ通りのカフェ」で主人公の祖母役だった可愛らしい女性です。 ここでも見た目からもの凄ーく好みでしたし、病気が原因で耳が不自由になっているというキャラで、ちょっとしたボケ役になっていて可愛らしかったです。その上、エリアーヌとの関係がとても不思議で素敵でしたし。 サスペンスの物語として質は高い方だと思いますし、アジャーニの演技にも見所がちょくちょくありますが、フランス映画が苦手な方にはちょっとおススメはしにくいですね。たぶん、苦手な方がフランス映画に対して持ってらっしゃるイメージ通りの雰囲気だと思いますから。でも、ゲージュツ映画の趣では全然ないですし、難解な部分も別に無い普通に楽しめるサスペンスですので、サスペンス好きな方にはおススメですね^^ それと、アジャーニの裸体目当ての方にもね(笑) |