スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2023.12.07 Thursday
- -
- -
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
ユアン出演作なので当然観る予定ながら、とりあえずテレビ放送を待つつもりだったけれど、レヴューを拝見して我慢できなくなり、DVDを買っちゃいました♪ ◆フィリップ、きみを愛してる!(I Love You Phillip Morris)2009年 監督、脚本:グレン・フィカーラ、ジョン・レクア、製作総指揮:リュック・ベッソン
いやいやいや・・・まず無理でしょ、それ!普通成功しないって!! と普通なら観てて呆れてしまうような現実味の無い詐欺、脱獄の繰り返し^^; でも映画冒頭に書かれているように、実在の人物によって本当に行われたことなんですよね。 脱獄を繰り返した結果総刑期167年で現在服役中という、この映画の主人公のスティーヴン・ラッセル本人は強烈な詐欺師です。 ウィキにはこんなエピソードが載っていました。 1998年、銀行でローン詐欺を働こうとし、バレそうになるとすかさず心臓発作のふり!FBIの監視付きで病院へ運ばれると、自分の携帯電話から監視役へFBIの上官のふりをして釈放を促しまんまと自由の身に! いや、これって!(笑)ジム・キャリーがどっかでこんな役やってそうじゃない?! て言うかこの映画内でも似たエピソードはありましたけどね^^; でもこれも想像すると普通にジム・キャリーの顔と動きが浮かんで来ちゃいますよ! コメディ映画にありがちだけど、現実には居なさそうなこんな人物がホントに居たんですねー・・・スゲー 優しい妻と可愛い娘に恵まれそれなりに幸せに暮らしていたスティーヴン。しかし自動車事故で死にかけたのをきっかけに人生観が変わり、ゲイをカミングアウト。 やがてそのズバ抜けた頭脳を使って詐欺をはたらき、大金を手に入れてはイケメンの恋人を喜ばせようと頑張るようになり・・・。 という、天才詐欺師で脱獄キングの "彼なりの事情" が描かれたお話です。 彼はなぜそんなことを繰り返すのか。 全ては 愛のため なんですよねー。 実際は恋人はお金なんか求めていないというのに、スティーヴンはやめられない。 それは彼の生い立ちに関するトラウマが原因で、ということです。 これを観て思わず、同情の余地はなかったのかしら?なんて考えちゃうんですが・・・。まぁ犯罪は犯罪だし・・スティーヴンはせっかく頭いいんだから、その頭をもっと他に使えれば運命の恋人と共にもっともっと幸せになれたかもしれないわけだし・・・う〜ん・・・。 そんな "愛を真剣に追いかけ続ける男" を演じたジム・キャリーは、自分で制作費を出してもいいからやりたい!と熱望していたこともあり、嬉々として演じてらっしゃいましたね^^ゲイ云々よりも詐欺師として活躍(?)するシーンがまさに "ザ・ジム・キャリー" だし、それプラス切なさとひた向きさで感動も誘う。ホント素晴らしいです! そして当然個人的には、やはりユアン・マクレガーの熱演に注目でした! 彼はスティーヴンが出会った運命の恋人フィリップ役です。 見つめあったりイチャイチャしたりするユアン・マクレガーとジム・キャリーが物珍しい、くらいな感じで観始めたんですが、そんなもんじゃないですねー。 ユアンは、観たこと無いような思いっきり乙女な表情ですよ。これがとにかく巧くて!! 顔の筋肉の微妙な動きや些細な仕草を駆使しまくってるんですよ。だから決してやり過ぎてはいないんですが、はっきりゲイだと判る^^ 中には思いっきり女の子走りするシーンもあったりしますけど、とにかく可愛いく見えてしょーがないんですよぉ!! 正直私は今まで、ユアンがここまでの職人だとは認識してなかったのかもしれませんね。 もう脱帽です^^ それにしてもロドリゴ・サントロは、今まで私が見た中で最もイケメンに見えたのがこのゲイ役とは・・・。いいのかな?^^;ewan |