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- 2023.12.07 Thursday
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デヴィッド・スーシェ版と比較しながら観ちゃった♪ ◆地中海殺人事件(Evil Under The Sun)1982年 原作:アガサ・クリスティ 監督:ガイ・ハミルトン
原題は「白昼の悪魔」。 なんとこの映画の音楽は、私の中ではタイムリー(先日記事に書いたばかり^^)なコール・ポーターでした! コール・ポーターの名曲に乗せて、リゾート地の美しい風景をバックにゴージャスな雰囲気を醸し出すミステリになってます。 「オリエント急行殺人事件」や「ナイル殺人事件」と比べると地味であまり知られてないようですが、それらによって十分楽しめる内容になってましたよ。 私はデヴィッド・スーシェのテレビ版ポワロの大ファンで、このピーター・ユスティノフのポアロは今回初めて観ました。 印象は、やはり『最も原作に近い』と言われているスーシェを見慣れているので、正直「う〜ん・・・」とも思ってしまったのですが、それでも思ってたほど違和感は感じませんでした。 「オリエント急行殺人事件」のアルバート・フィニーの(私にとって)気に入らない所だらけだったポアロと比べたら断然良かったです。 殺害されるアレーナと不倫のような関係となるパトリックの気弱な妻役はジェーン・バーキン。 色白でひ弱そうな感じなのはキャラクターなんですが、こんなに不細工だっけ?という感じで出てきたのには驚きました。 が、最後島を出る時には美しく着飾って流石な美しさを披露してくれたので、とりあえず満足♪ ホテルの支配人はマギー・スミス。 失礼ながらシワシワになってからしか観たことがなかったので、少し若い時の彼女はちょっとイメージが違いました。 ちょっとした面白キャラなのはいつも通り(?)なんですが、やたら早口でまくし立てるんですよ。 正直びっくりしました^^; しかし魅力的なのは昔からなんですねー。 もっと若い時はどんなだったんだろうと更に興味がわきました。 ただ、アレーナのイメージが個人的にはちょっと違ったかな。 もちょっと若めの美人がよかったなー。 一応ホテル支配人と昔一緒に舞台に・・・という話があったので年代を合わせる必要があったんでしょうけどね。 ストーリーに関しては、これは本物の(笑)謎解きなので私にはあんまり触れられないんですが(言っていいかどうか自信が・・・^^;)ちょっと良かったなというところがあって。 原作がどうなってるのかを知らないので、オリジナルなのか原作通りなのかわかりませんが・・・ 終盤のポアロの推理披露の後、犯人とされた人物から「証拠がないよ」との指摘があってそのまま逃がすかというところで、証拠となるものを提示するんですよ。 これがテレビ版では、証拠は無いのに犯人が逆上して「余計なことしやがって!」とポワロに掴みかかることによって罪を認めた形となってたんだよね。 私は映画の方がちゃんとしてて好きです^^ テレビ版と映画版ではホテルに滞在してる登場人物と「ポワロの別件」が少し違ってました。 実は私はこれもアドベンチャー・ゲームをやったことがあって。 ゲームでは、登場人物がテレビと映画の両方からごちゃ混ぜだったけど・・・原作ではもしかしてこの全員が登場してたんでしょうかね? いつか読んでみなければ・・・と思いながら既に何年も経ってますが・・・ とにかく私はこの音楽が盛り上げてくれるミステリが結構好きです! |