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- 2023.12.07 Thursday
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この「高慢と偏見」が、「ジェイン・オースティン 秘められた恋」で観たジェイン・オースティン自身の恋愛を元にして書かれた物語だということを知り、興味を持ちました。例によって小説は読んでいませんけど^^; ◆プライドと偏見(Pride & Prejudice)2005年 監督:ジョー・ライト、原作:ジェイン・オースティン
なるほどー。ジェイン・オースティンの最初で最後の恋の相手、トムをモデルにしたダーシー氏は、とりあえず第一印象最悪の男ってことで、やはりトムっぽいですねー^^ あぁ〜そうそう!そんな感じだったかも!と、まるでジェインの家でその場を見てたかのような妙な感覚になる部分もあって、ちょっと面白かったです^^ 主人公のベネット家次女リジーは、「秘められた恋」で観たジェイン・オースティンとやはりイメージがかぶりますね。聡明で相手構わず言いたい事をはっきり言う、この時代の男性が若い女子に求めない性格で^^;気持ちの良い人なんですけどねぇ。 姉ジェーンと恋仲になるビングリーの妹(ケリー・ライリー)も、皮肉がキツいタイプですけど、彼女は相手を選んでいたからOKなんでしょうか? しかし、"高慢な態度" としてはこのマシュー・マクファディン演じるダーシー氏より、「秘められた恋」のトムの方が上だな、という印象。(その比較はおかしいわね・・^^;) ダーシー役のマクファディンは高慢なセリフを言ってはいても、佇まいは高慢というより・・・ ・・・陰気? あぁ、そうだわぁ。陰気って言葉がかなりしっくり来ますねー。最初から最後まで通して、この人は陰気です!あ、別に念を押さなくてもいいですか?(笑) でも(私は観ていませんが)ドラマ版のコリン・ファースが絶賛されていたのは、たぶん高慢加減が絶妙だったんでしょうねー。観てなくても目に浮かびますもんねぇ。彼と比べた人は多いと思いますが、マクファディンはこの感じでは残念ながら惨敗だったんじゃないでしょうか^^; でも、こちらはモミアゲや髪型のせいか衣裳もわりと似合ってて、たまに(あくまで "たま〜に"!)ステキに見えたりしてました。 寂しげな・・というか陰気な(もういいって!)眼差しが割と美しく見えたりして^^ ストーリーは、5人もの娘たちを良家に嫁に出したいばかりの母親がドタバタ、娘たちはいい男を巡ってキャピキャピする中、優しく穏やかな長女ジェーン(ロザムンド・パイク)と賢いリジーの恋愛がそれぞれ進んだり戻ったり・・・という感じです。 話としては新しい感じではないですし、登場人物の多さのせいで話を追っていくのが少し大変に感じるところもありましたが、恋愛映画好きとしてはそれなりに楽しく観られました。 そしてなんといっても終盤の、父(ドナルド・サザーランド)と娘の会話のシーンには、きゅぅ〜んと来ちゃいました♪さすがですよね〜 下の3人の妹たちは地味な存在でしたが、実は見たことのある女優さんたちでした^^ ジェナ・マローン(「コンタクト」でジョディ・フォスターの少女時代を好演)、キャリー・マリガン(「17歳の肖像」)そしてタルラ・ライリー。 タルラ・ライリーって、私の中では "名探偵ポワロシリーズの「五匹の子豚」で怒りっぽい妹役だったあんまり可愛くない子"^^;だったんですが、実は「パイレーツ・ロック」のマリアンだったんですねー!まんまとメイクで騙されてましたよ。これは個人的には凄い発見(?)でした^^ |