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- 2023.12.07 Thursday
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出ている俳優は全く知りませんが、なんとなく感じが良さそうなフランス映画ということで録画してみました^^ ◆幸せはシャンソニア劇場から(Faubourg 36)2008年 監督、脚本:クリストフ・バラティエ
変わり者の引きこもり老人の家に入り浸り、こっそりアコーディオンを習う少年。彼は劇場が閉鎖されたために失業した父親のために、父に内緒でアコーディオンを街角で弾いておひねりの小銭を稼ぐ親孝行なナイスボーイ^^ しかしそれが警官に見つかり物乞いとして補導されたことをきっかけに、彼は離れて暮らす母親に引き取られることに。父は、愛する息子を取り戻したい一心で、閉鎖されたままの元劇場の建物を仲間たちと占拠して劇場の再建に乗り出すが・・・という、ほのぼの系の下町人情物語です。 笑いあり涙あり、ロマンスあり楽しい音楽あり、そして強い怒りありのとてもカラフルなエンターテイメント^^ ただ正直に言うと、登場人物も多めで盛りだくさんなのはいいのですが、人物それぞれにあまり愛着がわかないまま色んなことが起こるので、何が起きても大して何も感じないで進んで行ってしまっていたのがちょっと残念でした(私が不感症って話^^;) 時代の設定上、政治、経済の歴史的な描写が挿入されますが、あくまでその辺は背景でしかも描き方もとても軽いので、物語上に硬さや重さは特に感じさせません。個人的にはそのお陰で観やすかったです^^ '30年代のパリの街並みと人々の雰囲気の良さばかりをたっぷり味わった感じです。 そしてあの静かなハッピーエンドがとても好きでした。 この映画は音楽がかなりお気に入りポイントです。 アコーディオンの演奏、舞台で歌われる歌姫の流麗なシャンソン、ワイワイと賑やかで華やかなミュージカル風の曲(やはり舞台)など。 1930年代風なのかどうかはよくわかりませんが、美しくて楽しい音楽で彩られることによってこの映画全編がとてもステキに感じられました。なかなか楽しめましたよ。 |