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- 2023.12.07 Thursday
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ちょこちょこと見かけては、イケメン風だけどどこか惜しいなぁーなんて印象だったヒュー・ダンシーにまた挑戦してみましたー^^ ◆恋する宇宙(Adam)2009年 監督、脚本:マックス・メイヤー
この「恋する宇宙」や以前観た「恋する履歴書」みたいに違和感を感じることが多かった「恋する○○」ってタイトルが、「○○刑事」並の意味の分からなさでちょっと面白いような気がしてきました。よく考えるよねぇって感じで^^ ま、そんな感じで内容には全然期待していなかったのですが、これが実はなかなか感じのよい物語でした。 引越し先でひょんなことから出会った青年は、ちょっと変わってるけどとても感じのよい素敵な人だったが、実はアスペルガー症候群で・・・というラブストーリーです。障害を扱った内容だから良いとか感動したということではないのですが、彼に対する周囲の反応やガールフレンドの対応などがとても現実的に見えますし、ありきたりでない結末も好感を持てる感じで良かったんです^^ アスペルガー症候群という障害は名前を聴いたことがあるようなないような・・という程度で、要は私は知りませんでしたので、観た後にウィキを読んでみました。 どうやら劇中でのアスペルガー症候群のアダムそのまんまといった感じっぽいです。 しっかり調べて作られているようですね。(あたりまえですね^^;) アスペルガー症候群とは、人とのコミュニケーションにおける障害のある広汎性発達障害とのことです。 他人の発言をその言葉通りにしか理解できず、真意を見抜いたり行間を読んだりといったことができない。そして自分で話す場合にも遠回しに言うという能力も感覚もないため、コミュニケーションが上手く行かないそうです。 劇中では、主人公アダム本人が自分でそれを説明していました。 アスペルガー症候群の人には知的障害や言語障害がほとんど無いため、障害のある人だということがわかりにくいようです。 『空気の読めない自己中心的な男』 これは某ショッピングサイトに掲載されている、この映画のあらすじ内での主人公アダムを表した説明です。 実際は違うのですが、一見そのように見えてしまう人なんですよね。 言いにくいことを突然ズケズケと言い出したり、自分の興味のあることだけを延々としゃべり続けたりするので。でも度合いは違っても、そのへんにたくさん居そうですよね。私自身そんなところがあると思いますし^^; 知らずに文句でも言って誰かを傷つけてる場合もありそうで怖い。 なので今回は、アスペルガー症候群の存在を知ることができて良かったです。 つくづく私って、こういった知らない病気のことをはじめ、戦争や差別など自分の無知な部分を学ぶ機会すら放棄し続けてきてるんですよね。 少しずつでも辛くてイヤなことも知っていかないといつまでも大人になれないよなぁと、遅まきながら反省しました。 役者陣は、娘を心配してアダムとの交際を反対するパパ役でピーター・ギャラガー、迷う娘へ素敵なアドバイスをするママ役はアスペルガー症候群が身近な元スピルバーク夫人のエイミー・アーヴィング。 ヒュー・ダンシーについては、取り立てて印象が変わることはなかったですね。あ、全然けなしてないですよ。彼の熱演も素晴らしかったです^^ |