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- 2023.12.07 Thursday
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ベン・アフレック監督のケイシー・アフレック主演映画。なんとなくで録画したけど、随分重たくて考えさせられる内容だったので心構えがなかっただけにビックリしました^^; ◆ゴーン・ベイビー・ゴーン(Gone Baby Gone)2007年 監督:ベン・アフレック、脚本:ベン・アフレック、アーロン・ストッカード
普段は扱わない重い事件の依頼に初めは難色を示すものの、失踪した少女の伯母の懇願に負けて仕事を引き受けた私立探偵コンビが、ボストン市警の刑事たちと組んで捜査を進めることに。ドラッグの売人、中毒者、ドラッグの売人から金を盗んだ母親・・・。 ドラッグ絡みの人間関係のもつれ的な、あぁ最近私があまり好んで観ないタイプの映画だったらしい・・・と、若干気乗りしないまま観始めたんですが、そこそこ豪華な役者陣の活躍によってどんどん引き込まれていきました^^ 警察の方にモーガン・フリーマンと、エド・ハリスがいます。 まずそこにほぉ〜っと食いつきつつ、ケイシー・アフレックに慣れていきました^^ ケイシーは、私は「200本のたばこ」以来観たことなかったんですよね。 相変わらず体つき的には強そうに見えないんですが、札付きの怖いお兄さん達や警察を相手になかなかの迫力を見せていましたよ。 そして特に、ラストの複雑な表情が素晴らしかったです。 俳優としてはベンよりケイシーの方が好みですね。(比べるのはナンセンスですが) ストーリーは誘拐事件から始まるサスペンスでしたが、はっきり言ってその辺は大して面白くありません^^; 正直、微妙にややこしく見せてるけど、これだけでモーガン・フリーマンとエド・ハリスなの??と不思議に思いながら観てました。半分くらいまで。 でも後半、この話が犯人探し中心のドラマじゃないと解ってからが、本番なんですね。 【↓ネタバレだと思います↓】 法を守るだけが正義なのか。子供を守るために法を破ることは正義なのか。 倫理的な問題で考えさせられること必至の内容です。 現実に育児放棄、児童虐待などの事件がとても頻繁に起きていますが、耳にする度に親権を取り上げてやれ!なんて思うんですよね。それが子供のために良いことのように思えるので・・・。 ただ、客観的に見て酷いと思われることが起きていても、実際子供本人にとってはどうなのか、親と引き離すことが本当に子供にとって良いのか、その判断は(当然プロによって検討されるわけですが)かなり難しいことだと思います。 もちろん虐待死は論外ですし、それが起きてしまってからでは遅いに決まっていることは分かっています。 でも当の親は本当に育てる気がないのか、自分の悪いところを直すこともないのかなども、やはり判らないことですよね。 事件になった虐待について、逮捕された親が「しつけのつもりだった」と言う場合って多いですよね。やり過ぎなのか、その家の方針なのか、やり過ぎならばそれを正すことはできるのか、できないのか・・・。 色々考えちゃいますが、またこれも考えても私には分かりませんけど。 この映画の話では、私は母親へ戻したい方向で観てました。 いえ、もちろん結末まで観てますから、その上でそちらが良いというわけではないのですが、話の流れでは主人公と共に彼女の娘への想いを観ていたのでね。 主人公はそれを信じたわけですが、私も同じように信じていたんですよ・・・。 実際私って、自分では人を見る目があるつもりで騙されてたりするんですよねー。 (あ、そんな深刻な話じゃないんですので、ご心配には及びません^^;) まぁ簡単に人を信用しちゃダメなんだろうなーなんて考えながら、それも寂しいよねぇなんて思いつつ・・・。 |
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ではご感想を拝見に伺います〜