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- 2023.12.07 Thursday
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上品で上質なコール・ポーターの名曲たちを存分に味わいました♪ ◆五線譜のラブレター(De-Lovely)2004年
私がこの作品を観た動機は、有名ミュージシャンが何人も参加していると知ったから、そしてアシュレイ・ジャッドの大ファンだからというだけで、コール・ポーターに興味なんか無かったんですよね。コール・ポーターという名前はよく耳にするし、一般的に有名な作品がたくさんあることも知ってましたが、自分で実際に聴こうと思ったことはなかったので、劇中で耳にしてみて「この曲がそうだったのか!」「これもこの人だったの?」と聞いたことのある曲が色々あったことにビックリ。本当に偉大な作曲家だったんですねー。別に疑ってたわけじゃないけど。 色んなアーティストたちによって歌われるポーター作品、聴きごたえがありますよー。エルヴィス・コステロはもちろんですが、ロビー・ウィリアムスも何気にスウィング系とかも好きな人ですよね。よく似合っててなかなか上手く聴こえるんですよ。ナタリー・コールやダイアナ・クラールは上手く歌うだろうなと予想してた通り。シェリル・クロウの歌声にはコール・ポーターってどうなんだろう?と思ってましたが、いつもとちょっとだけ違う歌い方でなかなか雰囲気のある歌を聴かせてくれてました。アラニス・モリセットは、「あぁ・・アラニスだね」という全く意外性のない感じで^^ 「トゥルー・ラヴ」をアシュレイ・ジャッドが控えめに歌っちゃってたり。コール・ポーターとしてケヴィン・クラインが自分でピアノを弾き語るのも、なかなか自然でそれらしくて(私的には音楽の先生が歌ってるようなイメージ/笑)よかったし。こんな品の良い音楽は、なかなか自分から好んで聴く機会はなかったけれど、コール・ポーター・・・もっと聴きたいですねー。 夫は妻のサポートのおかげで作曲家として成功を収め、時には妻をないがしろにして遊び、妻はそんな裏切りにもじっと耐え夫を支え続ける。生活を変えましょうと拠点をハリウッドに移しても、夫の『遊び』は更にエスカレート。普通に見たらどうしてそんな夫に添い遂げられるものか、と思ってしまうところですよね。でも妻を裏切る反面、作る曲は妻に向けたラブソング。夫の作る音楽を心から愛する妻には、十分に伝わっているということなのかな。 それにしてもこれと同じ時期に観た、ケヴィン・スペイシーがボビー・ダーリンの人生を綴った「ビヨンド・THE・シー」と、どうもイメージがダブってしまうんですが、そんなことないですか??あちらもケヴィン・スペイシーが上手な歌を披露しまくってますしね^^ とにかく私はこの名曲満載のラブストーリーが大好きです! |