スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2023.12.07 Thursday
- -
- -
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
私がジョナサン・リース=マイヤーズのファンだと公言し始めてから、早いものでもう12年近く経つんですが、そのくせ実は彼の出演作品ってまだ半分くらいしか観ていないんですよね。ファンの風上にも置けないってやつですかね^^;この映画も今回初めて観ました。 ◆テッセラクト(The Tesseract)2003年 監督:オキサイド・パン
あるエピソードを観た後に時間を少しさかのぼって、"一方、同じ時刻にこの人は・・" を繰り返し、複数の登場人物のそれぞれの事情を追う形になっています。 同じ出来事をそれぞれの視点でという構成の映画って、早いテンポで次々見せられてちょっとややこしかったり、ついて行くのが少し難しかったとしても、ちゃんと整理してみれば「なるほど〜!よく出来てる〜!」と感心できて「面白かった〜!」という感想になることを期待しちゃうんですよね。 ところが残念ながらこの映画は、正直そういう面白さは感じられませんでした。 終始テンポがノッソリしてて、その分わかり難いと感じることはないんですが、スローモーションの多用もあるので更に展開がノロく見えるんですよね。 しかも同じ場面を別の視点で繰り返し観るような部分が多いのに、イチイチじっくりやってくれるものだから、「もういいって!クドいよ!」とちょっとイライラしちゃったりして^^; 途中から「早く終らないかなー・・」くらいになってました。実際は90分くらいしかなかったんですね。 やりたいことは解る気がするけど、あまり上手くいってないんじゃないかなぁ?なんて思っちゃいました。 で、目当てのジョナサン・リース=マイヤーズですが、彼は全然悪くなかったですよ^^ ていうかむしろ、なんでこんなのに出ちゃったの??って感じで。初期の彼とは違ってすっかり「実力派」モードの彼なのに勿体ない(笑) ホテルの部屋で汗をびっしょりかいて緊張して、落ち着けない様子で取引相手を待ってる様は、結構ワクワクさせてくれました^^ でも、彼が何をしに来ててどんな状況にありどうしようとしてるのかなど、その場でのことはちゃんと分かるんですが、「で、結局あんた誰?」と言いたくなる扱いだったのが残念だったような気がします。 あ、脇役かのような書き方ですけど、そうじゃないですよ。主役の一人ですから、出てるシーンはたくさんあります。ファンは観て損はないです^^ 話は麻薬取引がメインのはずですが、ベルボーイのタイ人の少年や、研究のために子供たちにインタビューをしているイギリス人女性なんかは、結構フィーチャーされていて、それぞれのバックグラウンドが(浅めではあっても)ある程度書き込まれていたんですよね、ジョナサンとは違って。そのお陰か、この2人の関係はなかなか面白かったように思います。 ま、私のようにジョナサン・リース=マイヤーズをとにかく見たいって場合じゃなければ、特に観なくてもいいんじゃないですか?^^;アっと驚く結末が待ってるわけでもないですしね。meyers |