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- 2023.12.07 Thursday
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2008年??私、知らなかったんですよこれ。要はマドンナが映画監督をしてるってニュースを完全に見過ごしていたみたい。しかも2作目も既に制作してるんですってね。 マドンナのマニアではないけどずっと好きではあったので、これを知らなかったことにちょっとショックを受けました^^; ◆ワンダーラスト(Filth and Wisdom)2008年 監督、脚本:マドンナ
この主演のヒゲの男、見たことあるなーと思いながら観ていたら、劇中にその答えが出てきました。 "ゴーゴル・ボルデロ"!(Gogol Bordello) 昨年雑誌で"ジプシー・パンク"という謎のジャンルを掲げたバンドを見かけてアルバムを買ったら、面白くて結構ハマったバンドでした!(→ちょっとですが一応過去記事) その中心人物のユージン・ハッツという人をマドンナが気に入って映画の主演に口説き落としたとのことです。彼の音楽もかなりフィーチャーされててカッコ良かったですよ。 話は、各々に壮大な夢を抱いてはいるものの、それを叶えられるチャンスなんかはそうそう巡っては来ないし・・という若者たちの生活を追った青春ものでした。でもそんなに爽やかってわけでもないですね。 ドラッグやバイオレンスなんかは無しだけど、決して平凡な生活でもなくて、マドンナ自身の経験を3人のキャラクターに投影したちょっと面白い人たちを通して、マドンナの人生哲学のようなものを語った形になってます^^ とは言ってもそれぞれが人生に苦悩する様がはっきりと分りやすく描かれているので、考えなくても楽しめるなかなかポップな映画になっていました♪ 基本的に主人公のAKのモノローグで話が進められてました。で、たまにカメラに向って話す演出があるんですよね。これは好みがわかれる所だと思うんですが、個人的には途中部分がなんとなく邪魔に思えてきてました^^;始めと終りはいいと思ったんだけどな。この演出自体が好きか嫌いかはなんとも言えないんですが、ここでは少し微妙に感じてましたね。 多すぎるってことが理由なわけじゃないと思うんですが、結局私には何の違いで良い悪い(好き嫌い)が決まるのかはよく判らない・・。例えば私はジュード・ロウの「アルフィー」は、あの演出が好きなんですよ。あれはそれこそかなり頻繁にカメラに向って話すじゃないですか。あれは気に入ってるんだけどな。ふむ・・やっぱりよくわかりません>< それにしても、この主人公のAK。見た目がインチキ臭いですよねー。 この見た目から想像するのは、犯罪や暴力なんかをへっちゃらでやってる人とかじゃないですか? ちょっとした堕落系の映画っぽいわけだし。 要はロバート・カーライル的な感じ(?)とかをイメージしたんですよね。 ところがそれが実はそうでもないってところが、個人的にはとっても良かったです。妙な仕事で生計を立ててはいるにしても、それ以外では割と変なヤツじゃないって感じでいつの間にか好きになっちゃうキャラでした^^ あと、マドンナの曲使用は劇中で1曲だけ。「EROTICA」がうってつけの場所で使われたということと、「EROTICA」からの「BABY ONE MORE TIME」がナイスでしたね^^ あと、プロだと思われるポールダンサーの見事なダンステクニックが素晴らしかったです! |