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- 2023.12.07 Thursday
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私、賢くてカッコいい女性に憧れてます♪ ◆ジャッキー・ブラウン(Jackie Brown)1997年 監督、脚本:クエンティン・タランティーノ
とりあえず70's Soulなカッコいい曲と共に、航空会社の制服を着てカツカツと歩くジャッキーの姿にイチコロです。(但し、走る姿はイマイチ^^;)若くはないけれど凛とした美しさを持った、一発で憧れてしまう女性像。そして突然捜査官たちに尋問されても崩れないキリリ感。ステキ過ぎです。 オデールは、最初のボーマンの一件でどんな悪い奴かはすぐに判りますね。自分の身を守る術をしっかり判ってる悪賢い人。でも偉そうにしてるわりに自分が囲ってるトウのたった白人ブロンド娘(ブリジット・フォンダ)に陰でバカにされてるところがいい。それと、あのあごのヒゲがいいよね。 そしてそのブリジット・フォンダ演じるメラニー。ジャンキーでいつもへロヘロの、しかし口ばっかやたら達者なギャル。しょ〜もない悪巧みを考えるところがいい。オデールはなかなか言う事を聞かない彼女を憎たらしげにしてたけど、実はものすごく可愛がってるってとこにちょっと感動しちゃったり。そのわりに、新たに組んだルイス(ロバート・デ・ニーロ)に彼女を当てがうって気持ちがわからないけど・・^^;それがやり方なんでしょうけど、でもねぇ・・ そのルイスってのがまたいいキャラなんですよね〜!オデール曰く「キレ者だった」らしいけど、そんな様子は微塵も見えなくて、むしろ鈍臭さしか見えない!・・あ、「しか」は言い過ぎ?しかも鈍臭い感じ全開にしながらも、短気だったり乱暴だったりして、"何だこいつ"感もすごい。とにかく、なかなかのお気に入りキャラで、私の中ではデ・ニーロといえばこれになっちゃってます。 そしてジャッキーが仲良くなった保釈屋のマックス・チェリー(ロバート・フォスター)。ジャッキーに密かに一目惚れしてたり、彼女の家で聴かせてもらったデルフォニックスのカセットを即ゲットして車で聴いてたりと、やたら可愛い。けど、飄々としながらも、相当頭のいい人で。すてきな大人の控えめな恋愛が微笑ましくて、とても良かったです。ジャッキーを操ってるつもりの捜査官も、ちょっと気のいいお兄さん風なキャラで何気に好きでしたし。 この映画はアクションシーンがあんまりなくてドラマ要素が強いので、私も何度も観たくなる作品になってます。(「キル・ビル」ならvol.1よりvol.2が好みです)あの受け渡しのリハーサルも本番もあれで結構ワクワクするし、上手い手を考えたねなんて関心しちゃったりしてストーリーも面白くて好きです。150分以上あるけど、私にとっては長さが全然感じられないすばらしい映画♪ 昨年の「イングロリアス・バスターズ」も150分以上でしたが、あれもあっという間でしたね〜。クリストフ・ヴァルツという遅咲きドイツ人俳優に最初から完全に魅せられたお陰だったかも。ホントにいい俳優さんを紹介して下さいましたと感謝してる次第でして・・・ってそれはいいけど。とにかく私はこの70'sムード漂う犯罪ドラマが大好きです! |