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- 2023.12.07 Thursday
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レビューを拝見して興味を持った直後にテレビで放送されるというラッキーに恵まれました!9人の女性たちのドラマで構成されたオムニバス映画です。 ◆美しい人(Nine Lives)2005年 監督:ロドリゴ・ガルシア
各エピソードが全てワンシーン・ワンカットの手法が用いられています。それによって、それぞれの人生の1コマを切り取った感を感じました。 どの物語も特に派手な話ではなくそれぞれの"日常の中のちょっとしたこと"で、特にどうという結末があるわけじゃないその後も続いていくであろうことが10数分ばかり切り取られているようでした。 こういうの私、好きですねー。もしかしたら詮索好きってことかな? 人の"他人に話すほどの事件じゃないこと"って、普通知らないじゃないですか。話してくれてること以外の時間はどうなってるのかとか、ちょっとしたことへの心の動きとか。そういう他人の"普通"の時間を覗き見したい願望があるのかも。 そんな私にはピッタリだったという感じです^^ しかしどのエピソードもやっぱり地味。でも、全ての物語がとにかくせつなくて、しかもそれがあからさまに伝わって来るのでとても解りやすかったです。とはいっても、どれもが見て分かる解決をしないので、「で?」と言う人も多いかもしれないですね。個人的には全然問題なしでしたけど^^ お気に入りは「ダイアナ」かな。 完全に他人事だったりその場に居たくないなぁって物語の連続の中、唯一簡単に自分に置き換えてみやすい話だったからか^^; 普段は、夫大好きー!夫も私が大好きー!みたいなキャラを決め込んでる私ですが、実際は細々した不満くらいはあるわけで。(お互いにね) 家の中で、ここで梱包開けました!ここで広げました!ここで作業しました!が一目で分かる"跡地"の数々を、仕事から帰って目にした時のあの・・・・・てまぁ、そんな愚痴はどうでもいいんですがー、いくら幸せでも一緒に住んでりゃ不満もいくらかあるでしょうところへ、完全に過去になってて楽しかったことしかフラッシュバックしない相手が目の前に突然ドーンと登場したら? ドキっとしちゃうよなぁ・・。昔の彼氏には二度と会っちゃダメなんですよ、きっと。 ま、とにかくタイトル通り9人の女性たちの生活の一部をちょっと覗き見させて頂いた、ちょっと素敵で興味深い114分でした。 |