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    【リリィ、はちみつ色の秘密】(2008年)

    ダコタ・ファニング出演作は過去に1作しか観たことなかったんですが、"上手いけどなんとなくボヤけた顔の子"という印象で特に好きじゃなかったので、これもあまり気乗りしないまま観たんですが、とりあえず"ボヤけた顔"は撤回ですね。彼女が成長したからか、メイクのお陰なのか、私が誤解してたのか解りませんが、鋭い眼差しが魅力的でとても良かったです^^


    ◆リリィ、はちみつ色の秘密(The Secret Life of Bees)2008年
    監督、脚本:ジーナ・プリンス=バイスウッド
    1964年アメリカ、サウスカロライナ州。幼い頃、父(ポール・ベタニー)から去ろうとしていた母を自らの過失で死なせてしまい心に深い傷を負った少女リリィ(ダコタ・ファニング)。14歳となった彼女は、黒人家政婦ロザリン(ジェニファー・ハドソン)が白人から暴力を受けたのをきっかけに彼女を連れて家を飛び出し、亡き母の本当の心を探るため母の遺品を頼りにティブロンという町に向かうことに。そしてその町で養蜂場を営むオーガスト(クイーン・ラティファ)ら黒人3姉妹と巡り合い、ロザリンと共に世話になることにするが・・・

    黒人差別そのものなシーンもそこそこありますが、この物語ではそんな時代を背景に少女と黒人姉妹らとの温かい交流が中心となっていたので、あまり重くなり過ぎずに観られました。
    リリィが出会う3姉妹が全く差別の対象でなかったのが安心感を与えてくれたのかもしれません。
    しかしこの少女の苦悩も重くしかもそれがかなり伝わってくるので、ぬるい話でもありません。
    リリィが中心なので、敵のような扱いで脇に追いやられてしまった父親の見え隠れする苦悩も切なく見えて、色々ツライ部分もありましたね。

    広い心でリリィたちを迎えるオーガストを演じたクイーン・ラティファはさすがの存在感でしたね。こういった愛に溢れる姐御キャラがやっぱり似合います^^
    姉とは違い一歩ひいて冷めた対応をするジューン(アリシア・キーズ)や、心優しく繊細過ぎるメイ(ソフィー・オコネドー)もしっかりキャラが立っていて、ちゃんと"3姉妹"と出会い触れ合っていたのも良かったです。この姉妹がこの時代にしっかり自立しているというのもカッコよく見えましたね。

    ダコタは安達祐美に見えましたが、凄い美少女になってますねー。
    って、思いっきり周知の事実ですか?^^;
    私はあまり注目してなかったので、こんな美少女になってたとは気付いてなかったんですよ。
    演技に定評のある子役として知っていたのでそこは期待していましたが、心の痛みなど細かな表現が本当に素晴らしかったですね。

    ラティファ、キーズ、ハドソンと3人ものシンガーが出演しているので、もしかして意味も無くいきなり歌いださないでしょうねぇ、とそこは冷めた目で見てたんですが、ラジオに合わせてちょっと歌うとかそんな程度だったので、安心したような半分がっかりしたような。ま、観客って勝手なもんですわ^^;

    個人的にほほぅ・・と思ったのは、煙を炊いて蜂を大人しくさせるところ。(気絶ですってね)
    アドベンチャーゲームでたまに、蜂の巣に遭遇すると必ず煙で燻すんですよね。私はその意味を知らず、焼き払ってるのかな?とか煙で逃げるのかな?とか思ってたんたんですよ・・。ちょっとお勉強になりました^^

    全体的に派手な話ではありませんが、愛を知らずに育った少女の成長物語としてステキな映画を観たなーと印象に残りました。














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