スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2023.12.07 Thursday
- -
- -
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
ひゅー!満を持しての(?)ポール・ニューマンですよ。 75歳の時の作品ですけど、動いてる彼を初めて見ました! 監督:マレク・カニエフスカ
凄い!!ステキ!!私、この手のおじさまに弱いですねー^^ 写真で見た時には、若い頃よりは歳とってからの方がまだ好みっぽいなー・・くらいだったんですよ。若い頃って写真だとなんていうか・・プニュッというかノペッというかブニッっていうか・・いや、別に太って見えるんじゃないんですけど、なんかあの手には興味が無くて。エルヴィス・プレスリーを好まないのも同じ理由。まぁでも、これを観た後には"メロメロ気味"くらいになりました^^どうも最近「昔ハンサムだったんだろうなー」って感じのおじいさんが結構気になるんですよね。ニューマンの場合は"だろうな"じゃなく本当にそうですけど。 痴呆症の患者として老人介護施設にやってきた彼は、車椅子に座ったままピクリとも動かず表情も無い状態。あぁ・・これを観てニューマンの魅力を味わうのは難しそうだな・・なんて思いながら観進めていたんですが、話すようになるや元凄腕銀行強盗の鋭い顔を見せ、その魅力を振りまいてくれてました。 知的でシニカル、時にはなんとなくユーモアも感じさせる愛らしさまでちょっぴり見せつつ、"凄腕"感をしっかり感じさせる雰囲気が素敵でしたね。危機にも冷静に対処し機転を効かすところもカッコ良かったです。でもそれは多分たくさんの経験と年齢によるところもあるんだろうなーなんて思います。大人ってカッコいい!って思っちゃう瞬間でした。 すっかり色あせてしまった毎日に嫌気がさし、人生を変えようと大胆な決意をする主人公キャロルについては実はあんまり共感もできず、その分ストーリーが楽しめない部分もありました。 でも元プロムクイーンとキングのカップルらしい美男美女の夫婦はなかなか見た目は素敵でしたよ。 ダーモット・マローニーの役は、行動的な妻とは反対に少し保守的な感じのする夫でした。本来は暴走気味の妻を止めてあげることができる貴重な存在となれるはずなんですが、でもここでは行動!行動!が映画のストーリーなので、つまらなく情けない夫のような存在にされてるのがちょっと残念でした。いい人なんだけどなー。 ヘンリーがタバコの火を素手で消したのを見て、こっそり一人でやってみるところなんか可愛かったしね。 ストーリーは、あまり深く考えないで観ている私でも簡単に指摘できる程度の突っ込み所が多めで、穴の多い話という印象なんですが、とにかく知的さがカッコいいニューマンをたっぷり堪能できる映画だったので、そういう意味ではなかなか良かったです^^ そして犯罪系の内容ですが、暴力らしい暴力が一切無いのも個人的には良かったです。 |