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    【オブザーブ・アンド・レポート】(2009年)

    むぅ、困ったな・・。楽しいドタバタ・コメディで爆笑できることを期待して観たけど、イラつきポイントの方がはるかに多かったのよ^^;


    ◆オブザーブ・アンド・レポート(Observe and Report)2009年
    監督、脚本:ジョディ・ヒル
    ロニー・バーンハート(セス・ローゲン)は警官になる夢を持ちながらショッピング・モールで警備主任として働いていた。ある日、店内に露出狂が出没。なんとしても店と客を守ると心に決めたロニーは、今まで発揮できなかった"法の番人"としての能力を存分に発揮するべく、本物の警官に自分の縄張りを主張し始め・・・

    始めに言っちゃいますが、この映画は正直言ってお気に入りにはなりませんでした^^;
    主人公がとにかく気に入らないんですよ。
    正義感は本当に強いんだと思いますが、自分勝手な思い込みの激しさと強引さ、無意味な暴力、人種差別などなど、実際に自分の近くには絶対居てほしくない人間で、観ながらイライラせずにいられない。
    理解できないから面白くないというのはなんですが、彼の行動や発言はイチイチ共感できなさ過ぎて参りましたよ。
    もしかしたら私、セス・ローゲンが苦手になってしまうかも^^;別に彼が悪いわけじゃないのにね・・。

    ロニーと一緒に暮らす母親はなかなか面白キャラでよかったですよ。一日中酔っ払っててすっとぼけた発言で笑いを誘ってくれてました。でもまぁそれほど大きく気に入ってたわけでもないですね^^;
    セリア・ウェストンという怖い顔でインパクトのある女優さんです。「デスパレートな妻たち」でのマイクのママ役で覚えてた顔でした。

    それでもお気に入りポイントが一つだけありました。
    終盤にモールに乱入した露出狂が店内を駆け回るところ。
    結構な時間走ってるところを全部スロー映像で見せるのが可笑しくて可笑しくて!
    もちろんずっと股間にはボカしが入ってます(小汚いおっさんなので全く残念じゃありません)。

    結局、ここで素直になってくれればもっと気持ちよく観終えられたんじゃないの??という不満を感じる結末で、とことん私に気に入らせてはくれませんでしたね。残念。










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