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- 2023.12.07 Thursday
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舞台は現実の世界ですが、思いっきりファンタジーです。 私も最近は結構ファンタジーにも慣れてきたつもりなんですが・・。 ◆インクハート/魔法の声(Inkheart)2008年 監督:イアン・ソフトリー
本の登場人物が現実の世界へ出てくるというのは一見夢のあるお話のようですが、ここでは主人公には呼び出す意思など無いし誰を呼び出すかのコントロールも出来ない、その上、副作用(?)として現実世界から代わりに本の世界へ送り込まれてしまう人が出てしまう、というなかなか怖いお話でした。 感想としては、楽しめなかったわけじゃないけど、展開に納得がいかない部分があったためにちょっとがっかりしてしまったという感じですね。 ファンタジーの話に難癖つけるのはバカらしくて気が引けるし、普段はどちらかというと"そういうもん"として受け入れて楽しめるタイプなんですが、今回は途中で「なるほどー!そういう手を使うのねー」と納得したところへ裏切られたという思いをしたからか、つい「納得いかない!」と文句が出てしまったようです^^; それは何かと言うと・・・(反転→)作者を連れてきたので、話を書き換えてもらって危機を脱するんだなー。それはグッドアイディア!と思ったのに、結局本も要らなかったんじゃないの??という展開だったような・・それはインチキじゃないのかな???ってことで。違うのかな?何かを違った解釈しちゃったんだろうか・・・? それはさておき、本へ戻りたい火を操る大道芸人(?)"ほこり指"を演じたポール・ベタニーがとても良かったですね!自分の望みを叶える為に裏切り行為に出たり、でも意外と人が良かったり。どっちなんだって感じもするけど、それがかえって複雑な思いを抱えた人間臭さに見えたりして。長めの金髪ウェービーがまたカッコよくて、いつの間にかこのキャラをひいきして観ちゃうようになってました^^ それと、その彼に懐いちゃう「アリババと40人の盗賊」から呼ばれてきた盗賊の下っ端(だと思う)の青年も妙に可愛らしくてよかったですね。ジョセフ・ゴードン=レヴィットを浅黒くした感じの見た目もキュートでした!この2人のカラミが結構お気に入りでした^^ そして共に行動することになる大叔母を演じたヘレン・ミレンも大健闘でしたね。 大切に集めてきた本だけが大事というツンケンしたおばさんで彼女らしい威厳も見せてる感じでしたが、後半にはバイクを飛ばしてくるなどの"いいシーン"で笑わせて貰いました! その他、ポール・ベタニーが回想する本の世界での妻を演じたのはジェニファー・コネリー。夫婦の共演だそうです。それから本の作者をジム・ブロードベント。彼はホント、こういったスットボケた役がぴったりですよねー!見てない時には忘れてるけど、見ると「やっぱ好きだわー」と思う人です。 全体的には文句をつけた所に目をつぶればそこそこ面白かったような気もしますが、ファンタジーとしてはちょっとこじんまりした印象でもありました。個人的にはブレンダン・フレイザーがどうも好きになれなくて微妙って感じです。 |