スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2023.12.07 Thursday
- -
- -
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
ダニー・ボイル作品とは言っても、私がしばらくの間避け続けていた子供ものだということで2005年当時は当然のようにパスしていたんですが、最近は結構子供ものも悪くないな、という感じになってきたところに、良い評判を聞いたので観てみることにしました。 ◆ミリオンズ(Millions)2004年 監督:ダニー・ボイル
遊び心溢れる映像を挿むなどのポップなセンスや、音楽の使い方などでダニー・ボイル印もバッチリ刻み付けつつ、素敵なハートウォーミング物語を作り上げてましたね^^ それにしてもキリスト教の聖人マニアのダミアンを演じたアレックス・エテル! なんて可愛いの!どこまでも真っすぐで純粋な男の子という役が本当にピッタリです。この子は一般の子供がスカウトされてきたのだと聞いていたのでこれだけかと思ったんですが、その後も役者になってるんですねー。今後が楽しみですね。 しかし、この兄弟は兄が10歳、弟が8歳だったんですね。 これは弟ダミアンとの考え方の対比をはっきりさせるためなんで噛み付くところじゃないのはわかってるんですがー・・・。 この兄が10歳とはねー。 10歳ってあんなに物事をよく解ってる感じなんですか?? 少なくとも私はもっともっともっとアホな子供だったなぁ・・・なんて。 でもこれを観てる現在は、この兄アンソニーにそこそこ共感してしまってるんですよね。 すっかり汚い大人になってる自分を発見です。 もちろんその反面、ダミアンの本当に純粋で健気な考え方と、ひたむきな行動に心が洗われ癒されたのも間違いありません。 それはそうなんだけどー、後半には「いいかげん大人になれよー」と思ってしまったり。 大人たちが現実的(私の気持ちと同じという意味で、かも)な判断をしてくれるところが良かったな、なんて感じたり。・・私ってダメ?^^; 話はファンタジーを装いながらも現実的なサスペンス風な部分もある、ちょっと変わった感じでとっても楽しめましたね。 これをダニー・ボイルは子供に見せられる映画として作ったそうですが、観ながらそうなのかなぁー・・とちょっと考えちゃいました。 たっぷりお金を与えたモルモン教徒たちが買った物は?ホームレスにピザをおごると言ったら? ・・結局貧しいと言ってるからといって、やたらお金を与えても気持ちを踏みにじられるだけだぜって話かな?とか、寄付をするなら、ちゃんと有意義に使って貰えるところをしっかり吟味した方がいいぜって話かな?なんてね。 いえいえいえ・・もちろんそこで終ってませんから。 この映画はそういう結論じゃないんですよ^^ まぁ、「シャロウ・グレイヴ」が大人版とすれば、こちらは子供版なのかな。 でも大人もいい感じに抵抗なく楽しめますから、これを子供向けファンタジーだと思ってパスしてる方にもチャレンジしてみて欲しいですね。 |
>二男の方がちゃっかり
確かにその方がよく見かけるししっくりきますねー。
ほほぅ・・ニューマン派ですか。私は動いてる彼を年取ってからも観たことがないのでよくわからないんですよねぇ・・^^;