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    【終電車】(1980年)

    セザール賞主要10部門を総なめにした大ヒット作だったそうです。今回初めて観ました。動いてるカトリーヌ・ドヌーヴを見たのも多分初めて♪(・・と思いきや、調べると「8人の女たち」で観てたみたい。特に記憶に残ってなかったっす)


    ◆終電車(Le Dernier Metro)1980年 監督、脚本:フランソワ・トリュフォー
    ドイツ占領下のパリ。舞台女優マリオン(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、劇場支配人で演出家であるユダヤ人の夫を南米に逃亡させ、代わりにモンマルトル劇場を切り盛りしていた。しかし、実は夫は国外脱出の機会を待ちながら妻の訪問だけを楽しみに生活しており・・・

    1969年の「暗くなるまでこの恋を」に起用した際にカトリーヌ・ドヌーヴの魅力が全く生かせなかった、ということを反省したトリュフォーが今度こそ!と息巻いてチャレンジした意欲作だったそうです。
    ということで、カトリーヌ・ドヌーヴの魅力をたっぷり堪能できる作品になってました。

    写真で彼女の顔を見る機会がたまにありましたが、特に好みだと思えることがなかったので、全然興味を持ったこともなかったんですよね。
    でも本作では監督の意図した通り、カトリーヌ・ドヌーヴが素敵♪と楽しむことができましたー
    劇場支配人としててきぱきと仕事をこなし、夫を献身的に支え、華やかな女優として舞台に立つ。とりあえず役がオイシイですよね^^
    そしてとても美しかったです!動いてるとやっぱり写真とは違いますねー。
    エレガントさと貫禄に参りました。

    実際にトリュフォー監督は10歳当時、こんなドイツ占領下のパリに暮らしていたそうです。
    当然その時は子供ですから、実際にこの映画で描かれているようなことを自分が体験したわけではないでしょうけど、周りの大人から見聞きしていたエピソードをたっぷり盛り込んでいるようです。
    劇場を中心に色んな人たちのエピソードが散りばめられて、ちょっとした群像劇のような作りになっていました。でも、あくまで中心はドヌーヴですね。3つの顔を持つ彼女を取り巻く環境(=当時のパリ市民の生活)がこまごまと描かれていてとても興味深く観られましたよ。
    と言っても、身を潜めるユダヤ人まで扱ってるにもかかわらず、戦時中の緊張感が描かれることはほとんど無いので、重い気持ちにはあんまりなりません。

    ストーリーは別に電車の話じゃなかったですね(笑)
    「終電車」というタイトルは、夜11時以降は外出禁止なため終電車に間に合わないと大変なことになるという、その時代のパリの生活の象徴ということでしょうか。
    主に戦時中の舞台の稽古〜上演の様子が描かれていましたが、実はラブストーリーでした。
    「実は」と言うのは、ストーリーの大部分において表立って愛を語る感じになっていないから。
    トリュフォーだから絶対ラブストーリーなはず!と思って観ていた私は、細かな表情や目線からラブストーリーとして観ることができましたが、特にそう思わずに観ていたら、もしかしたら最後にようやく気付くことになったかもしれないなと。(ということは、唐突で意味がわからない可能性も・・)
    これは是非、先にラブストーリーだと知っていながら観た方がよさそうですよ?て、そんな鈍いのは私だけですかね・・^^;francois














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