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- 2023.12.07 Thursday
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メリル・ストリープとお料理の映画。メリルは好きだけど食べることにも作ることにもあまり興味は無いんですよね・・。でもそれなりに楽しめるでしょう、と観てみました。 ◆ジュリー&ジュリア(Julie & Julia)2009年 監督:ノーラ・エフロン
メリル・ストリープが調理をする様子を見るのが、実は私はあんまり好きじゃないんですよね・・。これまで「マディソン郡の橋」で何度も見てるんですけど、乱暴に見える手つきがどうも気になって^^; ここではアメリカではとても有名らしい料理研究家ジュリア・チャイルドの役で、始めは料理の素人として下手な手つきで包丁を使うところから、人に教えるくらいのスペシャリストになるところまで、相変わらずの手さばきを見せまくってくれてました^^ 終始酔ってんの??という感じのエキセントリック風な声、口調と動きの、なかなか面白いキャラでしたね。食べることが一番好き!という彼女が、優しい夫に支えられ、仲間と共に本を作るために努力していく姿を描いた伝記的な話です。 そんなジュリアが大好きで彼女を崇拝する現代の女性ジュリーが、こちらも優しい夫の協力を得てジュリアのレシピに挑戦し、ブログにそれをアップしていく話と交差するというつくりになっていました。 ジュリアの伝記映画でも成り立つのでしょうけど、それでは少し地味だったのかもしれないところに、ジュリーの話を交えて現代人の興味をひく内容になっていた感じです。 そのジュリーは、実際にジュリアのレシピに挑戦したというブログが書籍化されて成功したそうですけど・・・、その本がどうして成り立ったのかイマイチ理解できないんですが。 だって他人のレシピを延々、作ってみました!って言われても・・・あ、そうですか、って感じなんですけど^^; もちろん彼女がそれに挑戦して、しっかりやり遂げて成長したというのは素晴らしいことでしょうし、充実した一年が送れて良かったねという感じなんですけどー。 見てるとね、「1年間作り続けること」、「ブログを更新すること」があくまで目的で、彼女が大好きというジュリアへのいわゆる「リスペクトが感じられない」状態じゃないかなーと。 もちろんジュリーがジュリアを崇拝してるってのは本当なんだろうけど、これで儲けようと考えるのは筋違いな気がするんですよね。・・・って、別にそういう本じゃないのかな? 90年代にあるベテランアーティストが、自分の過去のヒット曲をサンプリングされたりカヴァーされたりしたものについて聞かれて「全然いいと思わないよ。これまでたくさんカバーもされて来たけど、一度も良い出来だと思ったことは無い。」と答えていたのを見て、大物のくせにケツの穴の小っさいヤツだなーとガッカリしたことを思い出しました。 ものを作る人たちは自分が苦労して生み出した作品に誇りを持っていて、それを安易に使われることに苛立ちを覚えるのかな、とは予想できるんですけど、使った方は間違いなくその作品が好きなんだろうし、元の作者に気に入らないと言われたらショックだろうなーと思うんですよ。 うーん・・こういうのって難しい問題ですね。 気に入られないのは「リスペクトが感じられない」からなのか。 単に好みの問題ってこともあるかもしれないし。(音楽なんかは特にね) ビジネス上では、既に有名なもの使ってる時点で確実に「利用」してるわけだし。 この映画ではジュリアに分がある感じがしました。 (て、別に2人は戦ってませんが) 食べることが大好きで、食べることを楽しむために作っていたジュリアを尊敬しているジュリーが、作ることに気をとられて、食べることを楽しむのを忘れてるようでは、やはり「リスペクトが感じられない」ですもんね。 ・・て、苦労して作った映画に、こんなところで気軽に文句つけられたくないって?^^; まぁ、私には何の影響力もないんで許してよ(笑) |
ふむ・・ECに言われるようなバンドじゃない気がしますけどねぇ。
もうちょっと音楽的に共通点がありそうなバンドのことを言うならまだしも、ただ理解できないだけなんじゃないの?って感じが更に見苦しいですね^^