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- 2023.12.07 Thursday
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昨年「唇によだれ」で見たコケティッシュな魅力あふれるベルナデッド・ラフォン主演の映画をチェックしてみました。 男達がついついが吸い寄せられてしまうアバズレの役がバッチリ合ってましたよ^^ ◆私のように美しい娘(Une Belle Fille Comme Moi)1972年 監督:フランソワ・トリュフォー、原作:ヘンリー・ファレル
重〜い雰囲気の「恋のエチュード」の次に撮られた作品。 トリュフォー監督は、1つ撮ると次は真逆なタイプのものを作りたいと考えるそうです。 これ、いい感じのおバカコメディですよぉー^^ 内容は殺人まで企む悪女の犯罪系な話なんですが、超軽いタッチで手軽に楽しめました! 学者が服役中の主人公カミーユを訪れ彼女の犯した犯罪についての話を聴いて行くわけですが、このカミーユというのが全く悪びれない、あっけらかんとした、もっと言えばキャピキャピしてるくらいの女性なんですよ。 もう囚人とは思えないほど溌剌としちゃってる^^ 身の上話の途中に学者に向かって「貴方、髪を伸ばすと可愛いわよ。あはは!」みたいなことを言ってみたりとか。 その彼女が付き合ってきた男達とのハチャメチャなエピソードも全部可笑しい! 彼らは皆、カミーユと寝ることしか考えていない最低な男たち。 この映画は、そんな男たちの中で生き延びる戦略を描いた作品とのことです。 でもカミーユも含め男たちもみんな、変なんですよ。 変な男たちが変な女を振り回し振り回されていく、そんな変な話を楽しむ映画って感じがしました^^ 特に、後に同じトリュフォーの「恋愛日記」に主演するシャルル・デネ演じる男のくだりが面白かったです。「恋愛日記」で女たらしだった人が、男女が逆になったような本作で潔癖な男を演じてるというのもいいですね。 この社会学者を演じた舞台出身のアンドレ・デュソリエという人は、これが映画初出演だったそうで、当時26歳。品の良いマイケル・J・フォックス(似てるわけじゃないけど、瞬間的にそう思った)といった感じの素敵な人だったので、ちょっと調べてみるとその後も日本で公開されている作品にも色々出ているようで。私が分るものでは、「アメリ」のナレーションをしていたようです。 それにしてもベルナデッド・ラフォンという人は、本当に可愛らしくて「奔放」という言葉がぴったりハマる女優さんですねー。顔自体は決して私の好みじゃないんですが、魅力を感じずにいられない雰囲気があります。 そして彼女がガナるように歌う歌が酷すぎてサイコーです! この映画は話も面白いけど、彼女に会いたくて何度も観ることになりそうですね^^francois |