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    【ミルク・マネー】(1994年)

    短いあらすじでは「真面目な教師と純真な娼婦の恋物語」・・という微妙な感じだったんですが、エド・ハリスは結構好きだし、暇つぶしくらいの感じで観てみました。


    ◆ミルク・マネー(Milk Money)1994年 監督:リチャード・ベンジャミン
    父親と二人で暮らす少年フランク(マイケル・パトリック・カーター)は、友達二人とナマで女性の裸を見ようとお金を貯めて都会に繰り出した。そしてひょんなことから知り合った娼婦V(メラニー・グリフィス)に家まで送ってもらうが、その車が故障したことから彼女を自宅に引き止めることに。そして彼女を自分の父親(エド・ハリス)に引き合わせようとするのだが・・・

    エド・ハリスが好きとは言っても大して数は観ていないんですが、彼にラヴコメのイメージってあるんでしたっけ?私は全然知らないですねー。
    これ、子ども絡みのドタバタ混じりなラヴコメなんですよ。ちょっとビックリしました^^

    学校で性教育の授業も受けている思春期の少年たちによる、性への淡ーい憧れの会話が微笑ましいですね。
    主人公少年フランクも他の少年たちと同様に興味はあるけど、「紳士として、してはいけないこと」をわきまえる感覚も持っているってところがたまらなく可愛い♪ 環境問題に真剣に取り組む真面目な教師で、息子への理解も深く、ダメなことはダメとはっきり言うけど決して頭ごなしではなく・・・というパパの人柄と教育の賜物って感じが素敵です。あんな関係の親子には本当に憧れちゃいますね^^

    街で知り合った娼婦を演じたメラニー・グリフィスは、なんとなく名前はよく聞く気がするんだけど、多分作品を観たのは初めてでした。
    なんとなく思い浮かぶ娼婦のイメージより、随分温かみのあるキュートさのある美人。恰好はもちろん娼婦然としてるけど、そういう人には思えない感じ。(・・私、娼婦というのが人間だと思っていないのかしら・・つか、娼婦って実在するの??くらいな感覚だからかな・・・)
    でも彼女がそういうキャラで、子どもと上手く触れ合うタイプの女性だったからこそ、こういうほっこりした話になったわけですね。
    そういう意味では多分リアリティは全くなさそうですけど、いい気分になれるロマンティックなお話で、なかなか良かったですよ。
    ※上の画像の彼女は、エドの亡き妻の洋服を借りて着たところ。娼婦スタイルではありません。










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