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- 2023.12.07 Thursday
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インディ系の低予算作品ながら、カルト的な人気を誇るコミックの原作者の半生を描いて大きな話題となった風変わりな人生コメディということで、もしかしたら面白いかもねーくらいな感じで観てみました。 ◆アメリカン・スプレンダー(American Splendor)2003年 監督:シャリ・スプリンガー・バーマン、ロバート・プルチーニ
このコミックも知らないし作者の存在も知りませんでしたが、全然楽しめましたねー。 コミックのコマ割りの中に登場人物がハメ込まれつつ、内容を説明しながらのオープニングクレジットから、なんか面白そう!ってワクワクしちゃいました^^ そして役者によるシーンが少しあった後、そのナレーションを吹き込んでいる作者ハービー・ピーカーが登場!その続きも実写に原作コミックのイラストアニメや吹き出しを加えたり、ハービーがテレビ出演した時の実際の映像が混ぜられたりと、遊び心たっぷりの演出が目白押し。こういうの、嫌いじゃないですね^^ 2003年度アカデミー賞、脚色賞にもノミネートされてたようですよ。 ハービー本人はポール・ジアマッティを指して「この男は私を演じているが私には全然似ていない」と言っていたけど、いやいや・・そんなことないですよ。声が出ないクダリから凄いし、終始不機嫌顔でいる彼に完全になりきってるし!ま、確かに顔自体は似てないけど、面白いくらいに雰囲気が出てて完璧でしょう! 内容は「平凡な私がいかにして有名になったか、とくとご覧あれ」ということで。 妻との関係や、健康に問題が出たり・・というドラマもあり。でも印象としてはその辺はどちらでもよかったかな・・。 無いと引き締まらないのかもしれませんが・・・。 彼の周囲のオタク系の方々がまた面白いんですよね。特に注目を浴びたらしい同僚の彼は実際にテレビにまで(+この映画にも)出演した強烈キャラ。この映画でその役をやった俳優さんもすっごい好演! 個人的には作画のクラムを演じたジェームズ・アーバニアクが気になります。 「Sex and the City」でシャーロットが関わった足フェチの靴屋役で見た時に、彼のやたら怪しげな雰囲気が凄い印象に残ってたんですよねー。今回も基本同じような怪しさを醸し出していてナイスでした♪ |
遊び心満載な演出が凄く楽しいですよねー^^
ハービー・ピーカーの頭の回転が速くて面白いキャラもとても好きでした!