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    【ウォーク・ハード / ロックへの階段】(2007年)

    架空のロック・ミュージシャンの架空の伝記映画です。
    ジョニー・キャッシュの伝記映画「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」のパロディらしいので、そちらを先に観た方がいいのでしょうけど、ジョニー・キャッシュにどうしても興味が持てない私は結局観ないまま、こちらを観ちゃいました。・・・が、かなりブラックなコメディ+音楽ネタで十分面白かったです^^


    ◆ウォーク・ハード-ロックへの階段(Walk Hard: The Dewey Cox Story)2007年
    監督:ジェイク・カスダン、製作:ジャド・アパトー
    幼い頃、アクシデントで兄を死なせたトラウマを持つデューイ・コックス(ジョン・C・ライリー)は、14歳で家を出、ミュージシャンになることを夢見ながらクラブで働いていた。そしてある時チャンスを得てついにレコードデビュー。瞬く間に人気スターとなった彼は、エルヴィス・プレスリーやビートルズなどと時代を過ごし栄光を手に入れるが、ドラッグやセックスに溺れ、転落していく。最後に彼に残ったものは・・・

    【クレジットなしの出演者など個人的にメモしておきたいので、ネタバレな部分があります】

    とりあえず、これはおバカ・コメディです。そこははっきりさせておいた方がいいでしょう。
    で、まず始めのデューイの子ども時代のエピソードからかなりブラックです。お子様は観てはいけません。
    私もビックリしたけど、ここで「そういう感じの映画なんだなー」と判って、その後多少シリアスな雰囲気になろうと遠慮なく笑っておけばいいんだな、と楽しく鑑賞できました^^

    そして歌手となったジョン・C・ライリーの美しい歌声に聞き惚れましたねー!全編に渡って歌いまくってました。
    デビューの50年代から現代までのアメリカの音楽史を辿ったようなオリジナル曲が目白押し。
    そう、主人公デューイ・コックスは架空の人物なんで、歌う曲はどれもこの映画のオリジナル曲なわけですが、時代ごとに笑えるほどのそれらしい曲が作られてました。

    50年代はそれこそジョニー・キャッシュ風のカントリーからエルヴィス風のロックンロール、60年代はヒッピー風になってもろボブ・ディラン、インドでビートルズに出会えば「イエロー・サブマリン」風のアニメとなり、70年代には自身がホストを勤めるテレビ番組でデヴィッド・ボウイの「スターマン」をディスコ・カヴァー・・・^^ そして2000年代にはラッパーがデューイの過去の大ヒット曲をサンプリングして再注目を浴びる、と。
    こういうパロディに弱いのよねぇ・・。

    セックスやドラッグなどのベタな笑いよりも音楽ネタの方が主な笑い所だったように思うので、もしかしたらあらかじめ音楽の知識があった方がいいのかも。もしくは、やはり映画自体の元ネタのホアキン・フェニックスの「ウォーク・ザ・ライン」を先に観ておいた方がいいのか・・。

    で、ゲスト出演が色々あったわけですが、まず「おぉ!」と目を見開いたのはエルヴィス・プレスリーを演じたジャック・ホワイト!
    ププっ!全然似てない!ほんのちょっとの出演だけど可笑しななりきり振りが笑えます。

    そしてビートルズの4人。ジョンをポール・ラッド、ジョージをジャスティン・ロング、リンゴはジェイソン・シュワルツマン、そしてポールはジャック・ブラック!ジャック・ブラックがポール・マッカートニーって・・他の3人が見た目もよく似せてあるのに対して、全く似てなくてサイコー!!
    逆にジョンとジョージはしゃべりが激似!!感心しちゃいました^^ いやぁー素晴らしい・・
    インド時代のビートルズのメンバー間の関係までも笑いになってるのもステキ。

    他に功労賞のプレゼンターにエディ・ヴェダー、「ウォーク・ハード」のパフォーマンスにジャクソン・ブラウン、ジュエル、ライル・ラヴェット、ゴーストフェイス・キラと、ミュージシャンのゲスト出演も豪華でしたね。

    全体としてはロックスターの生活のありがちな話なんだけど、ことごとくギャグにしちゃってるのが新鮮だし面白かったです。
    小ネタの連発的な感じではありますが、音楽とコメディが好きな方には是非おススメしたいですね^^







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