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- 2023.12.07 Thursday
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先日「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」を観て舞い上がった勢いで、7月28日に発売になったドキュメンタリーDVDを買っちゃいました。 ローリング・ストーンズの「メインストリートのならず者」という、現在ではストーンズ最高傑作と評価されている72年発売のアルバムを制作した際の貴重な記録が収められた話題のドキュメンタリーで、日本でも(DVD発売直前に?)劇場公開されたようです。 ◆ストーンズ・イン・エグザイル〜「メイン・ストリートのならず者」の真実(Stones In Exile)2010年 監督:スティーブン・キジャック
DVDの収録時間は151分。長いな、と思っていたら、本編は61分でした。 本編に収録されなかった部分などがボーナスとして追加収録されてるのでお得です。 このDVDを買ったので、予習のつもりで「メインストートのならず者」というアルバムを聴いてみたんですが、私が今までストーンズのファンになることが無かった理由を思い出しちゃいました・・。 ブルースです。 ローリングストーンズといえば、あまりよく知らない私のイメージでは、初期はブルース系だけど70年代にはブルースっ気はほとんどないはず、という感じでした。 ところが、この「メインストリートのならず者」というアルバムは、ブルース混じりだったんですよね・・。 曲数が多いので全編ブルースというわけじゃないし、単純に一言で表せる内容ではないんですが、少なくとも私の聴きたいものではなかったんですよね・・。 とは言っても、このドキュメンタリーの内容はやっぱり興味深いものであることは間違いないです。 93%の所得税から逃れるためにイギリスを脱出したストーンズが、田舎の別荘にこもってアルバムを制作する様子。そこで共に過ごした当時のキースの恋人アニタの話、滞在していた写真家が見たもの、ミックとビアンカの結婚式、ライヴ映像などこれまで未公開だった映像と写真で構成されていて、少しも目が離せません。 とりわけ印象に残ったのはアニタの「よくセックス、ドラッグ&ロックンロールと言われるけど、正しくはロックンロール、ドラッグ&セックスっていう順番だったのよ」という言葉。 確かに時間にルーズだったり、めちゃくちゃなことをやってるように見える時もあるけど、音楽に対する真剣なやりとりなどを観ていると納得できる話でしたよ。 キースの「賞やなんかはどうでもいい。ただ良いレコードを作って家族を養いたいだけさ」というセリフあって、なんだかんだ真面目じゃないのーなんて好感を持ったりして。「ミックがロックで俺がロールさ」という言葉はよく判らないけど(笑) |