マリリンの魅力全開の華やかなコメディ♪
◆紳士は金髪がお好き(Gentlemen Prefer Blondes)1953年
監督:ハワード・ホークス
ナイトクラブの花形ダンサーでシンガーのブロンド美人ローレライ・リー(マリリン・モンロー)とブルネットのドロシー・ショウ( ジェーン・ラッセル)。ローレライのお金持ちの婚約者ガス(トミー・ヌーナン)のおかげで2人は豪華客船でパリへ向うことに。ところが息子の婚約者の素行を疑うガスの父親は、その船に探偵を乗り込ませていた。そうとは知らずローレライは船で知り合った鉱山王にモーションをかけ・・・。 |
まず冒頭のモンローとラッセルによる歌と踊りに釘付けに♪ジェーン・ラッセルはダイナマイト・ボディのセクシー女優ですが、ちょっとゴツい印象なのに対して、マリリン・モンローの体のラインは美しく、動きはも柔らかくてしなやかで女性らしいの。やはり彼女の最大の魅力はその動きですよね^^
ダンスは多分上手くないという評価になると思うけど、幸い隣りでほぼ同じ振り付けで踊るジェーン・ラッセルという比較対象があるんで、マリリンにいかに魅力があるかが簡単に判っちゃうんですよねー。ジェーン・ラッセルには申し訳ないんですけど・・・。
| お金に執着する女(ローレライ)と、お金よりも人間性(ドロシー)と言う女という親友同士で、お互いがお互いの恋愛を心配する関係。面白いですねー。ドロシーがまともだと言いたいところだけど、ローレライの「愛のない結婚をしたいの?お金の心配ばかりしていたら相手を愛する余裕がないわよ?」という発言も、あながち間違ってないようにも思えるんだよね。他にもローレライの発言には「なるほど」と思えちゃうものがあるし・・・意外と私もそのケがあるのかしら^^; |
| 劇中のステージでマリリンが歌い踊る「Diamonds Are a Girl's Best Friend」は色んな人が歌ってるスタンダード曲ですが、映画「ムーラン・ルージュ」でニコール・キッドマンも歌っていたり、マドンナの曲「マテリアル・ガール」のビデオ・クリップ(→YouTube)で再現されていたりということでも有名ですね♪
同じその曲を、劇中後半でジェーン・ラッセルがローレライの扮装をしてコミカルに歌い踊るのも強烈です。とにかく私はこのちょっぴりドタバタなコメディが大好きです! |
|
|