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- 2023.12.07 Thursday
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イザベル・アジャーニの出世作として有名な作品ですが、あまり彼女が自分好みじゃなかったので、一度観ただけでしまってあったDVDでした。今回2回目の鑑賞です。 ◆アデルの恋の物語(L'histoire D'Adele H.)1975年 監督、脚本:フランソワ・トリュフォー
初恋の男を追って家出して、宿代や生活費の無心のために父へ手紙を書き、「恋は私の宗教」と日記に綴り彼を崇め、盲目的に恋する実際の相手にいくら拒絶されても追い続ける・・・などなど、好きな男を想い過ぎて暴走する女の子の話。 アジャーニはこの時19才くらいなので、まぁ若気の至り的な感じに見えなくもないけど、実はこれはユゴーの次女アデルの実話だそうで。 しかも、実際はピンソンを追ってカナダへ渡った時の彼女は33才だったらしい。 面白いくらいイタいですねー。 こんな激しくせつない恋の物語を「イタい」で片付けようなんて乏しい感性の自分が悲しいんですけど、でも話が進むほどイタさが増して来るんだもの・・・ トリュフォーだから観ていられたという感じ。 これ、なんなんでしょうね?・・慣れ?なんかそんな気もする。 だいたいいつも主人公の恋愛に対する考え方や行動が、どこか似たような人じゃないですか? (そんな大雑把な観方は酷いなとは思うけど・・) "愛がなければ生きられない"トリュフォー本人に似てるのかもしれないなーなんて思ったりして。 なので"そういう人だから"、と分ってるから許せるという感じ。 やっぱり慣れですね、少なくとも私にとっては。
そんなことよりも個人的には、以前に観た時にも思ったんだけど、ピンソンの見た目がとても好きなんですよ。 ブルース・ロビンソンという方。 インパルスの板倉を西洋風にちょっと改造した感じで、かなり好み。 彼を見るためにもっと繰り返し観たいとは思ってるんだけどね・・francois |