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- 2023.12.07 Thursday
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ペティグルーさんの人柄にやられます ◆ぺティグルーさんの運命の1日(Miss Pettigrew Lives For A Day)2008年 監督:バラット・ナルーリ
それほど凝った話ではないんですが、フランシス・マクドーマンドの味がたっぷり染み出たなかなか楽しいコメディでした。あ、おバカコメディではなく、大人向きのコメディといった感じです。まだ日本版DVD発売はされてないようです。 まずレトロなビッグバンドの音楽と古そうな街並の'30年代な雰囲気がいい感じです。そこへ真面目で堅物過ぎるせいで家庭教師をクビになったマクドーマンドが、みすぼらしい恰好で出てきます。素敵なレトロ衣裳を期待したところにこの風貌での登場・・ちょっとがっかりしたんですが、いつまでもそうじゃないので大丈夫です^^ そんな彼女が、真面目キャラのはずが生きるためにちょっとズルしちゃったことをすぐ後悔したかのような、無断訪問先のドアの前での挙動不審な様子に笑っちゃいました。しかし彼女はこういう大真面目な顔してまともなことをやってる(言ってる)のに可笑しいって役がハマりますよねー。何か独特の雰囲気があるような気がします。 そのドアから出て来た家主はちょっと頭の足りなそうな歌手兼女優というデリシア。こちらはバッチリ美しいレトロ衣裳が素敵です^^エイミー・アダムズという女優さんは私は初めてだったんですが、可愛らしいですねー。マリリン・モンローみたいな声でしゃべる甘えた雰囲気がなかなかです。ところがいきなり3股を告白して、お堅いペティグルーさんの度肝を抜くわけです。「さっぱり理解できない・・」と呆れた感じのマクドーマンドの表情で「あの頃ペニーレインと」での教育ママを演じた彼女を思い出しました。一応は家庭教師という職業なはずだし、これもその系統か!いいじゃないのぉー!と、一気に話の先が楽しみになりましたよ。 で、このデルシアは3股女優ということで、ワガママで手を焼く系キャラかなと想像するところですが、そういうんじゃなかったです。ま、色々あるんですが、魅力あるいい子なんで安心して観ていられたのが良かったです。 デリシアの友人としてシャーリー・ヘンダーソンが出ています。この人の声も面白いんですよねー。ファッションショーでのマイクを通した司会(?)の声は更に面白くなってました^^彼女はいつも意地悪そうな顔してるイメージがあるんですが、ここでもやっぱりちょっと意地悪系。眉毛につい気を取られるんですが、よく見ると結構美人なのにねー。 内容は温かいヒューマンコメディドラマ。特にひねりの効いた展開はありませんが、華やかな社交界、芸能界と、突然そんな世界に関わることになったペティグルーさんのとまどいそして活躍などが気持ちよく楽しめました。全体に品の良い感じも心地よいです。 |
コメント、ありがとうございます!
ストーリーに関してあまり触れていませんので私の感想も解りにくそうですが、決してつまらない映画ではないのですよ^^爆笑コメディでないことは確かですけども。
大人(の、どちらかと言えば女性?)向けのちょっと品のよい・・・ドタバタ?みたいな(笑)
そんな感じがお好きでないようでしたら、オススメは致しませんて感じでしょうか^^
よろしければまたお立ち寄りくださいませー