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- 2023.12.07 Thursday
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アンジェリーナ・ジョリー渾身の演技を堪能! ◆チェンジリング(Changeling)2008年 監督、音楽: クリント・イーストウッド
重厚です。ずしーんと来ます。 これを観て、アンジーちょ〜綺麗〜♪なんて軽い口を叩く気力はなかなか出ません。 これ、実話だそうです。1920年代・・・時代が時代です。女性軽視、警察の酷い対応、そして足りない科学技術。「彼女はぼくのママだよ」の一言で、嘘でもそういうことになってしまう・・・。歯科医や担当教師の証言を集めても、警察は取り合わない。どうなってるの!怖いわー。 アンジェリーナはこの我が子を取り戻したい一心の母親を、目的に向かって淡々と動く強く賢い母親のイメージで熱演してます。時には興奮し声を荒げ、時にはグッとこらえ低く搾り出す震える声で訴えかけ、抑揚を上手くあやつってみごとに演じてると思います。アンジェリーナのメイクも、ただ綺麗に塗っていたんじゃ反感を買ったところだろうけど、しっかり疲れた顔に仕上がってて、辛い思いがにじみ出てるように見えました。 テレビのCMで見た、1920年代ルックの『アンジェリーナが素敵そう♪』とだけ思って見た映画でしたが、凄い名作に出会ってしまったようです。最近は、とにかく気楽に観られる軽ーい映画を好んで観てたけど、やっぱりこういう映画も観ないとねー。とにかく私はこの強烈に残る映画が大好きです! |