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- 2023.12.07 Thursday
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こういうの好きだわぁ・・・ ◆ヒストリー・ボーイズ(The History Boys)2006年 監督:ニコラス・ハイトナー
トニー賞受賞の舞台劇を、舞台版のオリジナル・キャストで描いた青春コメディ・ドラマです。生徒達は(80年代当時の)いまどきの男子高校生たちで、授業でも先生にたて突いたりするものの、その内容は詩を引用したり歴史になぞらえたりする秀才くんの集団という、私にとってはちょっとした別世界のお話でした。が、お勉強の出来る人たちを見るのって大好きなので、凄く楽しめました^^ こういった名門大学を目指すような凄いクラスで勉強したことはありませんが、私も高校時代は結構真面目にお勉強を頑張っていたタイプだったので、受験対策という内容はなかなか興味深かったです。もちろん自分が受験することも無いし、ここで見た知識が役に立つことなんかまず無いので、「面白かった」というだけなんですが。ただ、オックスフォードだのケンブリッジだのという大学が名門であることくらいは知ってますが、その他の二流的な扱いで名前の出てくる大学までは全くわからないため、その辺りの皮肉のニュアンスが理解できないのが残念でしたね。とは言っても独自の教授法を貫く個性的な先生や、若いけどとても優秀な先生、憎まれ役かな?と始めは思ったけど決してそうでない女性教員など、キャラがはっきりしているのが良かったし、生徒たちも大半の子はそれぞれの個性が解り易くて面白かったし、基本的にみんないい子だったのも楽しく観られた理由だったと思います。
ストーリーはこんな教育モノなんですが、ゲイのエピソードをふんだんに盛り込んでるあたりはいかにもイギリスって感じですが、とりあえず先生3人+校長+秘書+生徒8人という合計13人の登場人物の中で、ゲイ率が異様に高いことにビックリしますよ。これはそこまでコメディなんですか??って感じです。コメディなんでしょうね^^ ゲイに関しても、全員が全く違和感なしに受け入れてるので気分も悪くないですし。それ絡みで笑える部分も色々あったし。 使われる音楽は、80年代ってことで80年代のヒット曲で固められてましたが、いわゆる80'sヒット(a-haだの、デュランデュランだの、カルチャークラブだの、REOスピードワゴンだの、ワム!だの・・)ではなく、ニューウェイヴ系なのも良かったです。いきなりNew Orderの「Blue Monday」から始まり、The Smiths、The Clashなど、その中でも有名曲を使ってるので、ニューウェイヴに特に詳しくない私でも楽しめたのがありがたかったです。 この映画は繰り返し観たいので、DVDが欲しい! |
アーウィン先生が中立的だったのはなんとなく意外だったんですが、そこが本当に良かったですよねー。彼のお陰で私も穏やかに(?)見守れたような気がしてます。
ところで「Bright Young Things」というのは是非観てみたいんですが、もしかして日本で観られない映画でしょうか?^^;スカパーでやってくれるといいんですが・・
それにしてもドミニク・クーパーを「英国版出川」とは、上手いことおっしゃいますねー!!思いっきり納得です^^
近いうちにhinajiroさんのブログへも遊びに行かせて頂きますねー。よろしくお願いします。