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- 2023.12.07 Thursday
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ファンタジーもたまにはいいですねー ◆ スパイダーウィックの謎(The Spiderwick Chronicles)2008年 監督:マーク・ウォーターズ 原作:ホリー・ブラック
ベストセラー絵本をフレディ・ハイモア君主演で映画化したファンタジック・アドベンチャーです。禁断の書を開いてしまったことにより邪悪なゴブリンまでもを呼び覚ましてしまった姉弟たちの冒険が、CG技術を駆使して鮮やかに描かれています。 こういった想像上の生き物が出てくるファンタジーって、楽しもうと思って観始めてもいつの間にか冷めた目になってしまい、私も大人になっちゃったんだなーなんて感じさせられちゃうことが多いんですが、この作品はなぜかとても楽しく観れちゃいました!その理由はたぶん、主演のフレディ・ハイモア君かな。どうやらいつの間にかフレディ君のファンになってしまってるんですが、この作品では彼の新しい魅力が堪能できました。双子の兄弟を一人二役を演ってるんです。それが、正反対みたいな二人なんですね。サイモンはフレディ君らしいおとなしめの優等生タイプで、ジャレットはなんと母親に反抗的な上に姉と罵り合いをするような子!これは凄いですよー!二人の髪型も変えてあって別の子って感じにしてあるのもあるけど、知らないで観たら一人二役と気付かないんじゃないかってくらいに2つのキャラを完全に演じ分けてる!上手い役者だとは思ってましたが、この演技力に参りました。絶対に子役で終わって欲しくない!っていうか、既にイメージを打ち破ることにも成功してるし、心配は要らないって気がしますね。今後も楽しみです! ストーリーは、80年前に大叔父が執筆した妖精研究の書(出版物ではない)を手に入れて他の生き物の全滅(?)を狙う悪い妖精たちから本を守るって話。その妖精たちのことは退治法なども含めてその書に全部書いてあるわけです。が、実際その本からヒントを得て戦うようなことは少なくて、いまいち書自体が生かされてなかったところはちょっと残念・・。特にラスボスの倒し方は賛否両論ありそうですが、私は意外と好きでした。ユーモアのセンスが結構自分に合っていたってことも、私がこの映画を楽しめた理由の一つだったのかも。それと両親の離婚というへヴィ系の家族問題もあって、物語に深みを加えていたってこともあったかな。でもそれまでゴブリン退治に盛り込まれてるんですけどね。そこはいいのか悪いのか・・・微妙ですけど。でも、書の著者であるご主人様に忠誠を誓った執事のような妖精はラブリーでしたし、ちびっ子のためにかコンパクトに収めてあったのでちょっとあっさりし過ぎ感もありますが、美しい映像も多くて楽しく観られたので良かったです。 アーサー役のデヴィッド・ストラザーンって見覚えがあるけど??と思っていたら、「L.A.コンフィデンシャル」で高級娼婦たちの元締めピアース・パチェット役の人だったんですね。素敵なおじさんだったけど、「L.A.コンフィデンシャル」ではその魅力に気付いてなかったわ・・・。久しぶりに観てみよかな。 |