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    【最後に恋に勝つルール】(2005年)

    意外と現実的なお話かも
    ◆ 最後に恋に勝つルール(A Lot Like Love)2005年
    監督:ナイジェル・コール
    L.A.からN.Y.へ向う飛行機で出会い、すぐに意気投合したオリバー(アシュトン・カッチャー)とエミリー(アマンダ・ピート)。しかし2人はニューヨークに着くと次に会う約束もしないまま別れてしまう。それから7年もの間に何度かお互いに、ふと急に会いに行ったり来られたりしながら、友達以上に発展することはなくすれ違いの関係を続ける2人だったが・・・
    アシュトン・カッチャーは動いてる方が可愛いですよねー。ここでは特に優しくて気の利くいい子キャラなんで更にそう思っちゃいます。面白い子だったかっていうと微妙な気もしますが、悪くありません。


    会って一日くらい一緒に過ごして次の約束はしないまま別れるってことを何度か繰り返すんですが、偶然運命的に再会して・・みたいなことがあるわけじゃなく、いつもどちらかが相手にいきなり会いに行っちゃうという親友みたいな関係なんです。だけど、実は一度会ってから次に会うまでには2年とか、短くても半年とか経ってるんだよね。ということで、2人の関係はかなり微妙。でも心のどこかで繋がってる、みたいな?そんな相手に出会えることなんかそうそうないでしょうけど、もしも出会ったなら是非ともなんとかしなきゃね。

    人生、なんにもしてなくても時間は過ぎてっちゃうんだぜ
    ハッとさせられるいいセリフがありました。オリバーの兄から弟への忠告です。一緒にバカができる笑いのツボが同じな感性の合う相手だと感じるからこそ、何かしらの転機の度に会いたくなるんだってことに気付けたら、無駄に時間だけが流れることもなかったかもねーってことですね。ラヴコメとしては少々地味な印象でしたが、2人の間でだけ通じるキーワード「ボン・ジョヴィ」からそう来るか!という某エピソードも面白かったし、アシュトンによるある突然のカッコいい行動とか、なかなか興味深い部分もあって結構楽しめましたよ。そして何よりエンドクレジット映像がかなり良かったです^^

    ヒロイン役のアマンダ・ピートって女優さんは多分どこかで観てるんだろうけど、全然記憶に残ってない人でした。今回も多分すぐ忘れちゃいます(笑)。要は好みじゃないんでしょうね。横顔はなかなかいいんだけどなー。アマンダよりもその友人役のキャスリン・ハーンが気になっちゃって。彼女は映画「10日間で男を上手にフル方法」や「ホリデイ」などでも記憶に残った名傍役ですよねー。本作でも彼女のキャラがバッチリ出てました。彼女にはガンガン活躍して欲しいです。







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