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- 2023.12.07 Thursday
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ヨレヨレなアル・パチーノが妙に可愛かったり ◆シモーヌ(Simone)2002年 監督、脚本:アンドリュー・ニコル
わがままを言いまくる女優の役でウィノナ・ライダーが出演しています。相変わらず美しい。私の好みは断然"シモーヌ"よりはウィノナです。わがままの内容も見てる分には面白いんだけどな。『グミの中にチェリー味が混じっていてはいけない』とかが契約に含まれてるんですよ。もちろん当事者の方々には大変なんでしょうけど、笑える。しかしハリウッドでは実際にそんなアホかって感じの要求が契約に含まれたりしてるらしいですけど、ホントにそんな要求をする人をチヤホヤしなきゃいかんのかね?大変だなー。 それにしても、監督が主演女優のわがままに付き合わされて辟易・・・なんてシチュエーションを観ていると、この話を書いた監督自身の体験が元になっているのかな?なんて考えちゃいますが・・・。まさかユマ・サーマンが?それともローラ・リニーが??いえいえ、彼女達はきっと違うでしょう^^ でも、わがまま放題の女優で酷い目に遭わなくたって、映画監督ならこんなことを夢見たくなるのも自然なのかも。完全に人間に見えるキャラが作れるソフトが開発されて、それを自分に無償で与えてくれる人が現れて、自分で操作して好みの役者を作って、自分のイメージ通りに演じさせることができたらなー・・・なんてね。現代のCGのキャラクターは全く人間には見えませんから、まだまだこんなことが現実に起こることはないでしょうけどね。とりあえずそんな妄想を映像化してみたのが、この映画なんでしょう。面白くて私は好きです。 すっかり落ちぶれて新作で再起をはかろうとするタランスキー監督をヨレヨレに演じてらっしゃるのはアル・パチーノ。自分一人で作り上げ(プログラムの作者は死亡)、会社も世間も完全に騙した状態のCG女優シモーヌの秘密をなんとか守るため、様々な裏工作をして回る姿はかなりコミカル!!そう、コミカルなアル・パチーノですよ。そこまでやってくれるんですか!と驚くほどです。無茶もありますが、面白いのでOKです^^ タランスキー監督の娘役は、「アクロス・ザ・ユニバース」でやたら上手い歌を聴かせてくれていたエヴァン・レイチェル・ウッド。この作品中ではPCオタクのやたら可愛らしい女の子だったんですが、今ではあのマリリン・マンソンと婚約しちゃったんですよねー。タデ食う虫も好きずきってやつでしょうけど、ビックリしちゃいますね。最近ではすっかりゴスな装いになってるようだし、女優としてもそっち系に移行していくんでしょうかね?大丈夫かな・・ ま、とにかくレアなアル・パチーノが見物なファンタジック・コメディとしてオススメな映画です。 |