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- 2023.12.07 Thursday
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予想外にハートウォーミング ◆ ぼくたちの奉仕活動(Role Models)2008年 監督:デヴィッド・ウェイン
この作品中で私が特に注目したい点はネタバレっぽいので、今回は【ネタバレあり】とさせて頂きます。でもいつも通り、話の結末は書きません。 【以下ネタバレを含んでいます】 ポール・ラッドって個人的には不機嫌な顔ばかりが印象に残ってるんですが、ここでもやっぱり期待通りの不機嫌面全開です。性格が顔に表れてるわけですが、それが原因で彼女にも振られて更に不機嫌に。とことんです。こういう人なのかと思っちゃいますね・・。ここまでくると彼の笑顔なんか見たくないな(笑) とりあえず2人が面倒をみることになった問題児ってのが面白いんですよねー。まずダニーが担当した少年。その施設に預けられてる他の子供たちが小学生ばかりな中に、唯一その子は全然大きくて多分高校生。中世の騎士ごっこに夢中でいつもマントを身に纏ってる超オタク。中世の戦争ごっこ(参加者多数。全員騎士などのコスプレで参加)に参戦するのが唯一の楽しみで、ダニーも不機嫌面のまま付き合わされたりしながら、お互いに歩み寄っていくというのがいい所です。罪のないオタクですよ。個人の趣味を、(その中身を知らないために)理解できないからといってバカにしたり、止めさせようとするのはいけません。親が子供を心配するのは解るけど、頭ごなしに禁止!は最悪です。・・自分が趣味に生きるタイプなんで、ちょっと熱くなりかけてしまいました・・。 そしてホイーラーの相手は担当した人が皆ギヴアップしたという、まったく言うことをきかない黒人の子供。小学校低学年ってとこでしょうか?なのに、言葉の汚さがハンパない!しかし面白い(笑)。そんな子を大人しくさせるのはKISS!レコードをかけて聴かせ、「かっこいーだろー?こいつらどれもセックスの歌ばっかなんだぜ?」と彼が興味を持つ方向へ持って行くわけ。それでバッチリ懐いちゃう!さすが!エロ大好きな2人なんで、元々気が合うに決まってるんだよねー。このコンビは面白いよなー。 序盤の2人の移動中にもこんなネタが出てました。車の中でやはりKISSの「Rock And Roll All Nite」を歌ってます。そこでダニーが「I wanna rock and roll all nite and party everyday〜♪」というサビを「I like to rock and roll all night and part of everyday」だと思い込んでいて言い合いになるってだけなんですが、こういう会話がいいじゃないですかー!(私は特にKISSのファンではありませんが、嬉しいものなんですよ)それまではまぁまぁダラっと観てたんですが、一気に食いついてしまいました。 そしてなんだかんだで中世騎士の戦争ごっこに4人で参加することになり、そこで4人が扮したのはもちろんKISS!そう、この映画ではKISSがキーです。4人のメイク+衣裳は瞬間的に爆笑ですが、まぁすぐ慣れます。が、ポール・ラッドが普通より8倍くらいカッコよく見えるんですよ。彼はポール・スタンレー(片目に☆)に扮してて、長髪で顔が1/3くらいメイクで隠れてるのがいいんですかね?(笑)別人かと思うくらい急にステキに変身!他の3人はまぁ普通(笑) そして戦争終了後、見に来てた彼女(ベス)に向けてやはりKISSの「ベス」を熱唱!下手ですが、笑えたのでいいです。 この映画に関しては「KISS」ってキーワードは、やっぱり隠しとかなきゃマズいですよね。そういう意味でネタバレしまくってみました。rudd |