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- 2023.12.07 Thursday
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人生、運次第です ◆ マッチポイント(Match Point)2005年 監督、脚本:ウディ・アレン
ウディ・アレンがニューヨークでなくロンドンを舞台にした作品として話題になった映画です。贔屓のジョナサン・リース=マイヤーズが出ているので、ウディ・アレンかぁ・・と不安になりながら観たんですが、比較的ウディ・アレンを意識しないで観られる内容でした。シリアスな(心理)サスペンスです。 テニスのゲーム。あと1点で勝敗が決まるという時、ボールがネットの上に当たったその瞬間にボールがどちらに落ちるか。運が良ければ向うに落ちて勝ち、運が悪ければこちらに落ちて負け。・・・と冒頭に説明があり、全編に渡って「運」というものがキーになってきます。 上流階級に憧れるクリスが、運良くお坊っちゃまトムと出会い、運良くその妹に好かれ、運良くその父親の大会社に入社して成り上がり、運良く上流の生活を手に入れ・・・。しかし色っぽいノラに惹かれてしまい、なんだかんだでLoveとLustの間で悩むことになるわけです。要は不倫に発展し、それが話の核になります。中盤過ぎるまで、リッチで幸せな家庭と愛人の二重生活でドロドロの不倫ドラマ。そして終盤近くになって緊迫したサスペンスに。結構ドキドキできます。何せ全て運ですから。 スカーレット・ヨハンソンはセクシーでしたが、観ててどうしてもイラっとさせられる役だったので、個人的には魅力は少なめでした。でも色っぽさはハンパ無いですね。クリスが吸い付きたくなるのは当然ってくらい。 なのにトムお坊ちゃまはママに反対され続けて気持ちが折れちゃったのね・・飽きっぽさは仕方ないのか。しかしそのトム役のマシュー・グードって方は素敵ですね。ハンサムで育ちのよい青年というのがハマってます。彼と並ぶとマイヤーズの顔のデカさが目立っちゃってマズい>< クリスの妻となるクロエ役のエミリー・モーティマーも、地味だけどとっても魅力的でした。世間知らずで可愛らしいけれど、その上品さと地味さがアメリカ人ノラの奔放で色っぽい魅力を引き立ててます。あの笑顔も忘れられない。 セレブ家族とオペラ鑑賞をするシーンも何度かあり、全編に渡ってBGMがオペラになってます。これが妙に緊迫感を煽るんですよ。まんまとハマってハラハラさせられました。meyers |