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- 2023.12.07 Thursday
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その気持ちは意外と解る ◆恋する遺伝子(Someone Like You)2001年 監督:トニー・ゴールドウィン
アシュレイ・ジャッドが主演のラヴコメってレアですよねー!これが意外にもすっごくハマってるんですよ。アシュレイと言えば戦う女とかちょっとしたフェロモン系とかのイメージなんですが、この"ラヴコメのアシュレイ"に惚れる女子は多いんじゃないかなー。まぁここでもやっぱり戦おうとしちゃってるんですけどね、理論武装して。もちろん恋愛がテーマだけど。 共に楽しい時間を過ごした彼に不当に棄てられたジェーンは、なぜ彼が自分を棄てたのか全く理解できず、怒りと悲しみでいっぱいになっていたところにこんな記事を目にしちゃうわけです。 「雄牛は同じ雌牛と二度以上交尾することはなく、常に新しい雌牛を求める。」 これですよ。そりゃー人間の男性にも当てはめたくなるでしょう。私も同じタイプなんですよね。他人のせいにするのはいけないとは解ってはいるんですよ。でもさ・・・。それにちょっとズレるけど、テレビで『浮気を繰り返す彼氏や夫』、みたいな話題を見かける度に「男って奴は!」と、自分には全く当てはまらないし関係ないのに一人でプンプンして夫に呆れられたりとか。(私の場合はただのアホです^^;) だけどこの話では、優柔不断で自分勝手なレイが明らかに悪くて、ジェーンには何も悪い所はなかったはずなのに、ジェーンが棄てられたんですから。ショックよりも怒りが膨れるのは当然!そしてその自分を納得させるには(+気持ちを鎮めるには)、自分にはどうにもできない理由が必要なんですよね。「男の本質」だから仕方がない。遺伝子に組み込まれちゃってるんだから変えられないし、私が悪いわけじゃないと。もちろん牛と人間がイコールじゃないことは解ってるんですよ。でも失恋を乗り越えるためにはそういうことも必要なんです。まぁ傍から見れば結構イタい感じなんですが、自分の中だけでやってる分にはいいでしょ?(だめ?) ところがジェーンはこれを表に出しちゃうのよね。これはこういう話だからしょーがない^^ ジェーンが転がり込んだ部屋にコンドームを山ほど常備してるエディは自他共に認めるプレイボーイ。ヒューったら、こういう役がやっぱり似合うねー。どうしょーもない遊び人でジェーンにとっては軽蔑するしかない相手だけど、同居人として仲良くなったり、だんだん自分の理論で熱くなっていくジェーンを心配したり叱ったりと優しいお兄さん的な存在にもなったり、なかなかスウィートなキャラでステキよぉー! それに対してグレッグ・キニアは・・・イメージ悪くなり過ぎですね。どこかで多少は挽回しないのかしら・・・なんて思ったけど、どこまでもダメでした。可哀想に・・・。 そしてとことん男をけなしまくってたジェーンが、「はっ」と我に返るエピソード(セリフ)がとても印象に残ります。私もホロっときてしまいました。彼女のお姉さん夫婦に要注目です。ジェーン達の上司のダイアン(エレン・バーキン)も素敵でした。こんな対応ができれば大人だなーと憧れちゃう見事な戦術(?)を披露してくれてます。とはいってもこのシーンは実は「あちゃー」と笑うところなんですけどね。ズバズバ言ってくれる女友達(マリサ・トメイ)も居るし、ジェーンは結構恵まれてるよねー。 ま、とにかくこんなにキュートなアシュレイは他にはそう見られないでしょう。アシュレイ・ファンは必見の作品です。 |