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- 2023.12.07 Thursday
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絶品のM.デイモンとゴージャスなJ.ロウ ◆リプリー(The Talented Mr. Ripley)1999年 監督:アンソニー・ミンゲラ
アラン・ドロンの「太陽がいっぱい」のリメイクだと聞いていたんですが、ググってみるとどうやら「太陽がいっぱい」と同じ原作の映画で、こちらの方がより原作に近いなどかなりの違いがあるそうで、「太陽がいっぱい」のリメイクではないようです。私はアラン・ドロンの顔がどうも苦手で、「太陽がいっぱい」は観ていません。名作らしいのでいつか観た方がいいなとは思ってるんですが・・・ 実は私はマット・デイモンの出演作もほとんど観ていません。あの顔もなかなか観たくはならないんですよね。観たのは他にはオーシャンズ11、12くらい。しかしマッド・デイモンは特に観てませんでした(笑)・・とは言っても、このトム・リプリー役を演じた彼はかなり良かったと思ってます。この作品をを繰り返し観る度に、私はマット・デイモンに「よくやった!」と(心の中で)賛辞を送ったりしてます。よくここまで徹底的にダサく、そしてキモく演じてくれてますよねー。私の中では完璧です!お陰でディッキーに、もの凄く共感できるんですよ。彼はこういう不気味な役がピッタリだと思います。他にもそんな役をやっている作品があったら是非観たいですね。 そして更に、トムが惹かれるディッキーを演じたジュード・ロウの輝き!私が彼を初めて映画で見たのは多分これだったんですが、写真で見ただけでは気付かなかった美しさをはっきりと確認できましたね。南イタリアの美しい風景に、眩い輝きを放つジュード・ロウ・・・彼の魅力が最も発揮できてる作品はやっぱりこれだと思ってます。自由奔放で気まぐれ過ぎるお坊ちゃまという役がばっちりキマってます。 フィリップ・シーモア・ホフマンも彼の本領を発揮っぽい役でしたね。ディッキーに懐いてるダサダサなトムをバカにした薄ら笑いなんか特に。しかし「何か臭う・・」と疑う鋭い目つきを見せたり、ただの高慢なアホじゃないって感じもいいな。グウィネス・パルトロウ、ケイト・ブランシェットも美しかったですよ。何気にディッキーのパパ役のジェームズ・レブホーンが素敵です。よく見かける俳優さんなのに私ったらいつまでも彼の名前が覚えられないのは何故なんだろ・・・hoffman |